2020年2月11日(火)
よく学び、運動に寄り添い、自己変革を
共産党ジェンダー平等委初会合
志位委員長があいさつ
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ジェンダー平等を綱領的課題だと位置づけた日本共産党第28回大会を受けて新設されたジェンダー平等委員会の初会合が10日、党本部で開かれました。
同委員会の倉林明子責任者(参院議員)は、ジェンダー平等を掲げる画期的な綱領ができたのは、今までの党のたたかいや草の根の運動に後押しされたものだと強調。「よく学び、よく運動に寄り添い、自己変革してジェンダー平等を掲げた党にふさわしい成長ができるように取り組みたい」と決意を表明しました。
志位和夫委員長があいさつし、改定された綱領にジェンダー平等を掲げた意義を報告。同委員会への要望として、「この問題で声を上げている運動団体や市民運動のみなさんから大いに学ぶことから始めてほしい。研究者の方々の研究成果も徹底的に学んでいかなければならない。科学的社会主義とジェンダーとの関係を研究してほしい」と語りました。
同委員会の山添拓副責任者(参院議員)は、ジェンダー平等を実現する上で刑法などの法改正が重要だとし、「実生活の基本に関わる法律を変えていかないとならない問題なので力を尽くしたいと思う」と語りました。
会合では、ジェンダー平等のための政策的な取り組みや幅広い共同づくりを同委員会中心に検討することを確認しました。