2020年1月18日(土)
躍動 28回党大会
10・20代 代議員大集合 希望とロマン語る新たな挑戦
さあ歴史の扉開こう
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野党連合政権の実現へ、希望とロマンを語り新しいことにチャレンジしよう―。静岡県熱海市で開かれている日本共産党第28回大会で17日、10~20代の青年・学生代議員約40人が一堂に会して、大会での感動や決意を交流しました。志位和夫委員長が参加。小池晃書記局長が司会を務めました。
志位さんは「今大会は特別の歴史的時期に開かれています」と述べ、日本では野党連合政権を実現するところまで、世界では資本主義が行き詰まり社会主義を展望できる状況まできたと指摘。「たいへんロマンチックなたたかいです」とあいさつしました。
「歴史の証人になれることがうれしい」と発言した東京都の男子大学生(21)は初参加。時代に伴って綱領が発展することを支持し、「でも、ジェンダー平等に関する発言は女性ばかりでした。私たちはもっとがんばらなければ」と話しました。
「共産党の壁をつくっていたのは私だったと気付きました」と宮城県の渡邉千咲(ちさき)さん(25)。党員であることを友人に伝えていませんでした。友人に打ち明けると、「知ってた」と。「青年は考え合う場を求めています。先頭にたってそうした場をつくる活動をしていると思うと、誇りをもってやらなければと、(大会で)励まされました」
昨年の福島県議選で初当選した大橋沙織さん(28)。綱領改定案に「原発ゼロの日本をつくる」と書き込まれたことにふれ、「県民の願いに寄りそった改定だと思います」と歓迎します。
昨年の江東区議選で惜敗した東京都の西部唯史さん(28)は「野党連合政権をつくるために党外の人に希望を語るコツは?」と質問。小池さんが「一票を投じれば新しい政治がひらけると示すことが大事じゃないかな」と応じました。
参加者の感想を受けて志位さんは「声を聞こう。聞く集団になれば、周囲の人たちが心を開いてくれます。温かい集団として成長し、新しいことにチャレンジしていきましょう」と呼びかけました。