志位和夫 日本共産党

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談話・記者会見

2019年12月6日(金)

中村医師死去に哀悼の意

志位委員長「憲法9条を体現」


 日本共産党の志位和夫委員長は5日の記者会見で、アフガニスタンで人道支援に取り組んできた医師の中村哲氏が現地で銃撃され死亡した事件について、「たいへんに悲しい思いでニュースを聞きました」と述べ、「心からの哀悼の意」を表明しました。

 志位氏は、中村氏が大きな危険を伴うなかで、医療や農業などの非軍事の支援に取り組んできたことについて、「憲法9条に基づく国際貢献とは何かということを身をもって体現された方だった」と振り返りました。

 その上で、自衛隊の海外派兵の動きが起きたときに、中村氏が“日本のNGOによる非軍事の活動が逆に危険にさらされる”として強く反対し、その立場から「しんぶん赤旗」のインタビューに応じて何度も紙面に登場したことは「たいへんに心に残っている」とのべ、中村氏を失ったことは「世界にとっての損失だ」と語りました。