2019年9月25日(水)
希望わく全国交流へ
革新懇 代表世話人会で意見交換
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「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」(全国革新懇)は24日、都内で代表世話人会を開き、参院選後の情勢と革新懇の課題について意見交換しました。10月19、20両日に神戸市で開く「全国交流会」の「問題提起と報告」(案)について討議し、スローガン「安倍政治を終わらせ 希望ある政治へ 野党連合政権めざす本気の『市民と野党の共闘』で総選挙勝利を」を確認しました。日本共産党の志位和夫委員長が参加しました。
意見交換では、参院選の成果として、改憲勢力の3分の2を割り込ませた市民と野党の共闘の力が強調されました。京都府の日本共産党候補や秋田県の野党共闘候補の勝利などが紹介され、「市民と野党共闘」をめぐる動きが各地で引き続き前進・発展しているとの発言が相次ぎました。
日本共産党の野党各党に対する連合政権にむけた協議の呼びかけについて、「全国の津々浦々で『野党は共闘』から『野党は連合政権へ』の声を起こしていただきたい」との提起や「13項目の政策合意や草の根・市民レベルでの野党共闘を求める動きなど、『野党連合政権』樹立の準備は進んでいる」などの発言が出されました。
「安倍政権の悪政ストップの緊急性はより明白になった」として、安倍晋三首相の9条改憲への固執や消費税率10%増税への批判、国民の強い懸念と反対の声が紹介されました。最後まで増税阻止に取り組む決意などが語られました。
「全国交流会」について、「野党連合政権の実現をめざす上で、革新懇運動が果たす役割について深めたい」「前向きな希望が見える交流会にしたい」などの抱負が出されました。
会議では、来年2月29日に福島県郡山市で開く「3・11から10年へ―原発ゼロをめざすたたかいのシンポジウム」(仮称)の基本計画(素案)が確認されました。