志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2019年7月21日(日)

年金・くらし・平和守る1票を共産党へ

大激戦・大接戦のまま投票日

参院選


 日本の命運がかかった歴史的な参院選は、比例代表も選挙区も一票を争う与野党の大激戦・大接戦のまま21日の投票日を迎えました。安倍自公政権は、争点となった年金、消費税、暮らし、憲法の問題で事実と展望を語らず、最終盤勢いを増した「市民と野党の共闘」攻撃に終始しました。日本共産党は選挙戦最終日の20日、志位和夫委員長が大激戦となっている京都選挙区(改選数2)の倉林明子候補、大阪選挙区(同4)の、たつみコータロー候補の応援に終日入り、小池晃書記局長(比例代表候補)は神奈川選挙区(同4)の、あさか由香候補、東京選挙区(同6)の吉良よし子候補と訴え。「あなたの一票で政治は変えることができます。日本共産党が伸びれば政治は必ず変わります。ご支持の輪を広げに広げていただいて、比例でも選挙区でも、二つの勝利を勝ち取らせてください」(志位氏)とこん身の訴えを街頭に響かせました。「最後の最後までの奮闘が勝敗を決める」と党支部・後援会も宣伝、支持拡大に取り組みました。投票箱のふたが閉まるまでが勝負となります。

京都・大阪 志位委員長、最後の訴え

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(写真)志位委員長(中央右)と共に支持を訴える、たつみ候補=20日、大阪市北区

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(写真)志位委員長(左)と共に訴える倉林候補=20日、京都市右京区

 志位氏は京都でも、大阪でも候補者とともに選挙カーに乗り込み、最後の支援を訴えました。

 「比例も選挙区も、大激戦・大接戦のまま選挙戦最終日を迎えました。政党を選ぶ比例代表選挙で共産党と書いていただく方を広げに広げていただき、7人全員の当選を勝ち取らせてください。当落線上のたたかいとなっている選挙区で、日本にとっての『宝の議席』をどんなことがあっても勝ち抜かせてください」とこん身の力を込めて語ると、大きな拍手と歓声が湧き起こりました。

 志位氏は「三つの切実な願い」を日本共産党に託してほしいと訴えました。

 第1が「安心の年金」への願いです。年金給付を減らし続ける「マクロ経済スライド」を廃止し、「減らない年金」にするための三つの具体策を訴え。「『マクロ経済スライド』で7兆円を削るのか、『減らない年金』にし、低年金者の底上げをしていくか。『安心の年金』への一票を託してください」と語りました。

 第2が「くらしに希望を」の願いです。消費税10%増税を中止し、「消費税に頼らない別の道」で7・5兆円の財源をつくり、最低賃金の抜本的な引き上げ、高すぎる国民健康保険料の大幅引き下げ、すべての学生を対象に学費を直ちに半分にし、段階的に無料にするなどの日本共産党の提案を訴えました。

 第3が「憲法9条を守り、生かす」、平和の願いです。安倍首相が選挙中、改憲を前面に訴えていることを指摘。志位氏は「改憲の真の狙いは、全世界に展開する米軍が戦争状態に入ったとき、米軍を守るために『血を流し』てたたかう自衛隊にすることにあることが、党首討論ではっきりしました」と批判し、「こんな恐ろしい道は断じてノーの審判をくだしましょう。日本共産党は戦前・戦後、命がけで反戦・平和を守り抜いてきた筋金入りの平和の党です。憲法9条を守り、生かそう―この一票は日本共産党に託してください」と語りました。

 志位氏は「ご支持の輪を広げに広げていただいて、比例でも選挙区でも、二つの勝利を勝ち取らせてください」と力を込めると、大きな拍手に包まれました。

 京都市では、京都選挙区(改選数2)の倉林明子候補が「あなたの一票が政治を動かす選挙です。『マクロ経済スライド』をやめて、『減らない年金』を実現しよう。消費税、このまま増税などもってのほか。あなたの一票で凍結・延期でなく、きっぱり断念させよう」と語りました。

 大阪市では、比例代表の山下よしき候補が訴え。大阪選挙区(改選数4)の、たつみコータロー候補は「医療費が払えず命を落とす人がいる。お金がなくて無理心中をはかる親子がいる。政治は弱者のためにある。99%の国民のための政治を実現していこう」と訴えました。