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2019年7月19日(金)

京都アニメ火災 25人死亡 

殺人・放火の疑い、男を確保


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(写真)爆発火災があったアニメ制作会社「京都アニメ-ション」のスタジオ=18日午後、京都市伏見区(時事通信ヘリより)

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 18日午前10時半ごろ、京都市伏見区桃山町因幡にあるアニメ制作会社「京都アニメーション」の第1スタジオで爆発を伴う火災が発生し、少なくとも25人が死亡、心肺停止状態の人もいます。
 京都府警は火をつけたとみられる男(41)の身柄を確保。殺人と現住建造物放火の疑いで調べています。
 京都アニメーション(本社・同府宇治市)は「京アニ」の愛称で知られ、「けいおん!」「らき☆すた」「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」などの有名アニメを多数制作。八田英明社長によると、数年前から社員の殺害を予告するメールなどが相次いでいたといいます。
 府警捜査1課によると、男はスタジオ1階でバケツのようなものに入ったガソリンをまき、火をつけたとみられます。建物内で「死ね」と叫んだといい、現場からは刃物も見つかったといいます。男も上半身にやけどなどを負っており、病院に搬送されました。
 第1スタジオは鉄骨コンクリート3階建て。火災は約690平方メートルを全焼し、約5時間後に消し止められました。同課や消防によると中にいた73人のうち、7人は無事が確認され、負傷した36人を病院に搬送。このうち10人が重傷といいます。
 現場近くの住宅展示場で働く女性(24)は「大きな破裂音がして外に出てみると黒煙が上がっていた。男性や女性の叫び声も聞こえた。普段は物静かな場所なので驚いている」と話しました。
 日本共産党の山根智史京都市議が現場に駆け付け被害状況などを確認しました。

志位委員長がお悔やみ

 日本共産党の志位和夫委員長は18日、「京都アニメーション」のスタジオで発生した火災について、自身のツイッターで「京都で起こった放火殺人事件は、そのあまりに痛ましく凄惨(せいさん)な事態に言葉を失います。亡くなられた多くの方々に心からのお悔やみを申し上げます。負傷された方々にお見舞いを申し上げるとともに、ご回復を願うものです」と述べました。