志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2019年7月10日(水)

32の1人区すべてで勝ち抜こう

比例7人 勝利を必ず

岩手・宮城・福島 志位委員長が訴え


 日本共産党の志位和夫委員長は9日、野党統一候補でたたかっている岩手・宮城・福島の各選挙区を駆けめぐり支援を訴えました。岩手県庁前では、野党4党合同街頭宣伝として取り組まれ、各党の代表とともに訴えた志位氏は「安倍首相は野党共闘が怖くて仕方がない。32の1人区すべてで野党が勝って、自民党を打ち負かそうではありませんか」とよびかけ。岩手選挙区の横沢たかのり候補、各党代表と、志位氏らが手を結んでアピールすると、詰めかけた聴衆から大きな拍手が起こりました。


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(写真)志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=9日、仙台市青葉区

 志位氏は、党首討論で安倍首相が「(立憲民主党代表の)枝野(幸男)さんと、志位さんは考え方が違う。一緒にやっているのはおかしい」と語っていることを批判。「別の政党ですから、それぞれの考え方をもっているのは当たり前です。野党は市民連合と13項目の政策合意を交わして、堂々とたたかっています」と語り、共通政策で、10月からの消費税10%増税中止、安倍9条改憲反対など、国政の中心問題で共通の旗印が立っていると述べました。

 年金問題でも低年金者に年6万円を一律に上乗せする政策で野党が一致し、「マクロ経済スライド」の廃止についても他の野党から検討と話し合いの姿勢が示されていることを紹介。「野党共闘は、お互いの違いや、多様性を認め合い、リスペクトして一致点で協力する。多様性のなかで統一する。『多様性ゼロ』の安倍政権の実態と対比しても、多様性を大事にして、一致点で団結して政治を前にすすめる野党共闘にこそ未来があるのではないでしょうか」として、野党統一候補の勝利を訴えました。

 仙台駅前、福島県・郡山駅前の演説会は、日本共産党主催の演説会。志位氏は、野党統一候補への支持を訴えるとともに、共産党の公約を縦横に語り、比例代表での共産党躍進を熱く訴えました。

 演説の最後に、「現状では、比例代表で現有5議席の確保に届いていません」と志位氏が率直にのべると、「それは大変」と言う声も。「同時に、がんばれば7議席獲得の可能性は大いにあります。比例代表は全国一つ、どの一票も議席に結び付きます。比例代表は選挙の様相が見えづらいですが大接戦です。僅差で当落が決まります。残る10日間、『比例は共産党』を広げに広げ抜き、7人の全員勝利を勝ち取らせてください」と力を込めると大きな拍手が湧き起こります。志位氏が、「今度の選挙は、2倍の楽しみがあります。日本共産党を伸ばす楽しみと、1人区全部で勝つ楽しみです。ともに実現しようではありませんか」とよびかけると、大きな拍手と声援が響きました。

〈岩手〉

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(写真)激励にこたえる横沢選挙区候補(左から3人目)と、左へ志位、達増、右から小西、初鹿、森の各氏=9日、岩手県庁前

 岩手県庁前では、岩手選挙区の横沢たかのり候補が「多様性を認め合い、ともに生きる、よりよい社会の実現にむけて、車いすからの視点を大切にがんばる」と表明しました。

 達増拓也県知事は「岩手の未来を切り開くためにも国会に送り出そう」と訴え。国民民主党の森ゆうこ参院議員は「力を合わせて勝利に向かってすすもう」と語り、立憲民主党の初鹿明博衆院議員は「苦しい人は苦しいまま。こんな政治を終わらせる選挙にしよう」と話し、社民党県連の小西和子代表は、「平和と平等社会を実現するために、横沢さんを国会に」と述べました。日本共産党の紙智子比例候補が紹介されました。

〈宮城〉

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(写真)声援にこたえる(左から)ふなやま、紙、安住、石垣、志位、多々良の各氏=9日、仙台市青葉区

 仙台駅前で、紙智子比例候補は、「一人ひとりがくらし、生業(なりわい)を復興させてこそ、真の復興。引き続き国会でこの仕事をやらせてほしい」と訴え。ふなやま由美比例候補も訴えました。

 宮城選挙区の石垣のりこ候補が「上げるべきは賃金であって消費税ではない。民衆の手に政治を取り戻そう」とよびかけました。

 安住淳衆院議員が「日本の政治を変える大きな流れを宮城からつくろう」と語り、市民連合@みやぎの多々良哲事務局長は、「たたかいはいまから。誰もが大切にされる政治を」と話しました。

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(写真)聴衆の激励にこたえる(左から)紙、志位、小熊、人見の各氏=9日、福島県郡山市

〈福島〉

 郡山駅前では、青年組織「DAPPE」の松本友子さんが「生活は政治に深く結び付き、政治が変わればくらしがかわる。いま声をあげるとき」と話しました。市民連合からミナセン中通りの人見やよい共同代表が「自民党の現職候補は6年前、県内全基廃炉といったのに、当選翌日に再稼働賛成といった。福島からノーといおう」と話しました。

 紙比例候補が訴え。水野さちこ野党統一候補選対の小熊慎司衆院議員が「原発の廃棄物はどこにいくのか。無責任な政治を続けるわけにはいかない。一票で正しい政治の未来を開いていこう」と訴えました。