2019年5月19日(日)
若者が働きやすい社会に
“共産党は私たちの生活を応援”
志位委員長訴えに聴衆 東京
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「新しい政治をどうつくるか分かった」「戦争をする国にさせないために憲法を守らなければ」―志位和夫委員長を迎え18日、東京・JR八王子駅北口前で行った日本共産党の街頭演説で、詰めかけた聴衆の共感と7月の参院選での共産党躍進への期待の声が広がりました。参院選東京選挙区(改選数6)で再選をめざす吉良よし子議員の「国民の痛みに寄り添い、声を聞きその声を国会に届ける日本共産党を大きく」との決意に大きな拍手と「がんばれ!」の声援がとびました。
許しておけない
国分寺市の男性(63)は「8時間働けば普通に暮らせる社会など、今度の選挙で安倍政権を終わらせて、新しい政治をどうつくるかを分かりやすく話していたのがよかった。うそや忖度(そんたく)がまかり通っている安倍政権は、本当に許しておけない」と話しました。
八王子市の女性(74)は「今の政治は1機100億円以上もする戦闘機をばんばん買うのに、災害被災地の復興は全然進まず、少ない年金も削っている。八王子でも夜8時ごろにオスプレイが騒音をあげて飛んでいる。私たちの生活なんて考えていない。(志位氏らの演説は)政治の変えてほしいところを具体的に話してくれた」と語っていました。
八王子市内の法律事務所に勤務する女性(44)は「与党や自民党の人は、野党が消費税の増税中止や大学学費の無償化などを迫ると『財源はどうするんだ』といいます。でもアメリカいいなりのF35戦闘機の爆買いのことは言いません。戦闘機を買うのをやめて社会保障とかに回してほしい。吉良さんの当選、共産党の躍進で若者が働きやすい社会にしたい」と話しました。
都内の男子大学生(18)は、「米軍による『横田空域』の話は初めて知りました。基地の問題は知っていたつもりだったけれど、日本の領空まで米軍に占領されているのはおかしい」と驚いた様子。憲法9条に自衛隊を第3項として書き込むと前の2項が死文化するとの訴えを聞いて、「憲法の条文が分からない人にも分かるような伝え方が必要だと思う」と語りました。
「生活が苦しい」
高校2年生の息子がいる女性(43)=八王子市=は、「気になるのは消費税増税のことです。息子は私立に通っていて学費もかかるなか、共働きでも生活が苦しいです。共産党は、私たちの生活を応援してくれる。消費税増税ストップで期待しています」と話しました。
一票投じる争点
通りがかりで、ビラを受け取った29歳の男性=府中市=は、消費税について、「増税で物価だけあがっても給料が上がらない。全てに税金がかかると考えたら2%でも影響は大きいです。7月の参院選で、一票を投じる争点になります」と話しました。
女性(49)=八王子市=は、「昭島市でオスプレイが低空で、ごう音をたてて飛んでいるのを見ました。怖かったです。安倍政権で憲法9条が改憲されれば、危険な訓練が広がるんじゃないか」と懸念しました。