志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2019年4月7日(日)

新しい政治つくる第一歩に

埼玉・千葉 志位委員長が訴え


 志位氏は、さいたま市、埼玉県越谷市、千葉県松戸市、市川市、千葉市で、「新しい政治をつくる第一歩の選挙として、日本共産党の候補者を必ず議会に押し上げてください。ご支持の輪を最後まで広げてください」と力を込めました。埼玉・千葉両県で共産党はそれぞれ、現有5議席を絶対確保し、8議席への躍進をめざしています。志位氏が「みなさんの大きな力で大激戦・大接戦を勝ち抜かせていただき、共産党の躍進で暮らしの明日に希望を取り戻しましょう」と訴えると、真剣なまなざしで訴えを聞く聴衆から、熱い拍手が湧き起こりました。

 志位氏は、「安倍・麻生道路」と地元で呼ばれる「下関北九州道路」計画での「忖度(そんたく)」発言で、塚田一郎・前国交副大臣が辞任した問題に触れて、「これは安倍政権の『国政私物化・血税私物化』の体質を象徴する事件です。共産党への1票で『忖度』政治に厳しい審判を」と呼びかけました。

 志位氏は、県民の四つの切実な願い―(1)消費税10%への増税をストップし、暮らしを守る(2)高すぎる国民健康保険料(税)を大幅値下げし、命を守る(3)県政に「福祉の心」を取り戻す(4)憲法9条改定を許さず、平和な日本を―の1票を共産党に託してほしいと心を込めて訴えました。

 志位氏は、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが「不安出ずる国、日本の消費増税」と題する「社説」で「安倍首相は増税によって景気を悪化させると固く心に決めているように見える」「増税は自傷行為となろう」と述べていることを紹介。「海外からの警鐘を受け止めるべきです。共産党の躍進で消費税10%ストップの審判を」と訴えると、聴衆から大きな拍手が湧き起こりました。

●埼玉

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(写真)聴衆の声援にこたえる志位和夫委員長と金子まさえ県議候補=6日、埼玉県越谷市

 埼玉県の東大宮駅前では戸島よし子県議候補=新、南6区(さいたま市見沼区、定数2)=と、さいたま市議候補2人、南越谷駅前では金子まさえ県議候補=現、東8区(越谷市、定数4)=が、住民に冷たい政治の転換をめざすと訴えました。

 志位氏は、福祉よりも大型開発に税金をつぎ込む埼玉県政で過半数を占める自民党の暴走を告発しました。

 2017年12月議会で、自民党主導で全国初となる「原発再稼働を求める意見書」を可決させたうえ、さいたま市見沼区選出の自民県議が“放射性廃棄物を宇宙空間に運び、太陽に向けて持っていけば燃え尽きて無害となる”などと無責任に原発再稼働の旗振り役に。18年2月議会では、特別養護老人ホームの新設を認めない付帯決議を自民党主導で可決したと指摘しました。

 志位氏は、こうした自民党政治と正面から対決してきたのが前回5議席へ躍進した党県議団だと述べ、全国で最悪の医師不足の解消に向け、県独自の医学生への奨学金制度を実現し、特別支援学校の教室不足と過密化解消のため閉鎖されたままの施設の活用を提案して新設予算をつけるなど、県民の願いを実現する党議席の宝の値うちを紹介。「共産党の躍進で自民党に厳しい審判を下し、県政に福祉の心を取り戻そう」と訴えました。

●千葉

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(写真)桜井県議候補(右)の必勝を訴える志位委員長=6日、千葉県市川市

 千葉県の新八柱駅前で、みわ由美県議候補=現、松戸市区(定数7)=、市川駅前で桜井雅人県議候補=新、市川市区(定数6)=、新検見川駅前で寺尾さとし県議候補=現、千葉市花見川区(定数3)=と千葉市議候補2人が、大激戦を勝ち抜く決意を表明しました。

 志位氏は、千葉県の財政力は全国4位でありながら、県民1人あたりの老人福祉費は47位、教育費は45位など、軒並み最下位クラスだと指摘。現県政が圏央道、北千葉道路などに3500億円規模もの税金をつぎ込み、加えて1兆円規模の「第2湾岸道路」も狙われていると告発し、「不要不急の大型開発より、福祉と暮らしを最優先にする予算の使い方に切り替えましょう」と訴えました。

 5人の党県議団が市民と力をあわせ、この夏までに全ての県立高校にエアコンが設置されることになったと報告。党県議団が県政史上初めて予算組み替え案を出したことを紹介し、県予算の0・82%で、子ども医療費の無料化の拡充、特別養護老人ホームの大幅増設、35人学級の小・中学校での拡充という緊急の願いを実現できると述べ、「共産党を8議席へと伸ばし、議案提案権を獲得すれば、みなさんの願いを実現する力が大きくなります」と必勝を熱く呼びかけました。