2018年10月31日付「しんぶん赤旗」に掲載
野党席から拍手増 共闘を
志位委員長が質問後に懇談
日本共産党の志位和夫委員長は30日、衆院本会議での代表質問後、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県から来た傍聴者約30人と国会内で懇談しました。
![]() (写真)傍聴者の発言に耳を傾ける(奥左から)畑野、志位、しいば、あさか、浅野、斉藤の各氏ら=30日、国会内 |
志位氏は代表質問で、沖縄新基地、消費税増税、9条改憲、被災者支援、政治モラルの問題で安倍晋三首相をただしました。
志位氏は論戦を振り返って、「首相はあらゆる問題で答弁不能に陥っていた。また、野党席からの拍手がこれまでで一番多かった。大変なことはあっても、共闘をつくり上げていきたい」と述べました。
傍聴者からは、共通して「自民党が元気をなくしてヤジが少なかった」との声が上がりました。
東京都西東京市の党市議候補の中村すぐるさんは、議場の雰囲気にふれて「志位さんの質問が党派を超えて当たり前のことと受け止められたのではないか」と発言。多摩市の寺田秀孝さん(43)=社会福祉士=は「改憲問題での首相答弁に公明党席から拍手がなかったのが印象的だった」と話しました。
川崎市の男性は「首相は新基地問題で今回は『辺野古が唯一の解決策』と言わなかった。沖縄の首長選3連敗が響いているのでは」と語りました。
懇談には、畑野君枝衆院議員、斉藤和子前衆院議員、しいばかずゆき(比例)、浅野ふみ子(千葉)、あさか由香(神奈川)の各参院候補も参加しました。