2018年9月5日(水)
知事選勝利へ沖縄と連帯
全国革新懇が代表世話人会
志位氏が参加
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全国革新懇は4日、東京都内で代表世話人会を開き、沖縄県知事選(13日告示、30日投票)での玉城デニー予定候補の必勝に向けた取り組みや、安倍9条改憲阻止のたたかいなどについて議論しました。代表世話人会には日本共産党の志位和夫委員長が出席しました。
沖縄県知事選をめぐっては、米軍新基地建設に反対し、最期まで命を削って頑張り抜いた翁長雄志知事の姿への感動が党派の違いを超えて広がり、県民の胸に刻まれている様相が語られました。政府・与党は徹底した争点隠しと“金権的締め付け”で、激しい選挙戦がすでに展開されていることも報告され、「県民の中で起こっている変化をとらえ、沖縄と連帯していくことが大事だ」などの意見が出されました。
また、沖縄では新基地建設を許さない「オール沖縄」の結束が揺るぎないものになり、国政での野党共闘にも影響を与えていることなども語られ、沖縄県知事選の結果が全国に及ぼす力の大きさを指摘する意見も出されました。
憲法問題では、安倍晋三首相が9条改憲に執念を燃やしていることに警鐘を鳴らす発言が出されました。自民党の総裁選に向け、安倍首相は改憲発言をエスカレートさせていますが、改憲を望む声は広がらず、国民世論との矛盾も広がっている点も指摘されました。
出席者からは、福島では、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復旧・復興に尽力した福島県浪江町の馬場有町長の死去と沖縄の翁長知事の死去を重ねて沖縄に連帯する気持ちが広がっていることや、中央省庁の障害者雇用の水増し問題に対する怒り、「働き方改革」一括法の具体化をめぐるたたかいの焦点などの報告もありました。