志位和夫 日本共産党

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2018年4月22日(日)

世論と運動でうそまかり通る政治ただす

BS番組 志位委員長が発言


 日本共産党の志位和夫委員長は20日放送のBSフジ番組「プライムニュース」に出演、国会の異常事態への対応と野党共闘、日米首脳会談と北朝鮮問題(詳報)について縦横に語りました。

 志位氏はこのなかで、国会の事態について、「森友疑惑、加計疑惑、日報問題、裁量労働制のデータねつ造、教育現場への介入、セクハラ問題、幹部自衛官の暴言問題と大変な問題が次から次に起こって、国政が異常事態に陥っている」と指摘しました。共産、立憲民主、民進、希望、社民、自由の野党6党は、この異常事態を打開しようと、(1)麻生太郎財務相の辞任(2)柳瀬唯夫元首相秘書官らの証人喚問(3)財務省による公文書改ざん問題の調査公表(4)「日報」問題の真相究明―などの要求を与党に求めましたが、与党はすべて拒否する「ゼロ回答」の立場をとっています。

 志位氏は、「これはいくらなんでも責任ある与党の立場とはいえない」「異常事態をつくった責任は、政府と与党にあるのだから、政府と与党の責任で打開する提案を出すべきだ」と主張。「日本の政治でうそがまかり通っている異常事態を打開し、民主主義があたり前に守られる政治に戻す。これは国民の圧倒的な声ではないか。4月14日には国会前に5万人が集う大行動が取り組まれたが、もっともっと世論と運動を広げることが、(政府・与党を)追い込んでいく力になる」と強調しました。

 志位氏は、今後の野党共闘、選挙協力について問われ、「国会共闘としては野党6党で進めたい。同時に、選挙では、立憲民主党、自由党、社民党、民進党に対して、来年の参院選1人区での協力にむけ(政策対話と候補者調整の)協議をしようということを働きかけています。5野党党首が2月の社民党大会にみなそろい、参院選1人区での候補一本化をそれぞれ訴えました」とのべ、この方向で努力する決意を述べました。