志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

党の会議での報告

2018年3月7日付「しんぶん赤旗」に掲載

比例選挙をあらゆる活動の軸に

分散会で 志位委員長が発言


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(写真)発言する志位和夫委員長

 分散会では、志位和夫委員長が中間発言しました。

 「訴え」が冒頭で「いま、安倍政権を土台から揺さぶる情勢の大激動が起こっています」と述べていることについて、「働き方改革」一括法案の問題や森友問題をあげ、安倍政権を倒す現実的な可能性が生まれてきたと指摘。国会での野党6党の共同したたたかい、来年の参院選、原発ゼロ、沖縄問題などでの野党共闘の現れに触れて、安倍政治を土台から揺さぶる激動の新しい情勢が足元から広がりつつあると述べました。

 志位委員長は、「訴え」に基づく活動の推進において、「比例代表選挙を選挙戦はもとより、あらゆる党活動発展の軸にすえる」という3中総決定の指摘が重要だと強調。比例選挙での前進をかちとることを支部にまで徹底し、これと一体に党づくりに力を入れ、全党を燃やしていくことが大事だと述べました。

 参院比例選挙目標の「850万、15%以上」について、情勢の変化も示し、実現は可能だと述べ、一つひとつの支部に置き直してみれば大きいものではなく、目標をやりきるという立場に立つ必要があると指摘しました。

 党建設の根幹としての党員拡大では二重の努力が必要だとして、対象者を具体的にあげて「集い」に大いにとりくみ増やしていくことと、「楽しく元気の出る支部会議」の開催の努力と一体に支部が自覚的に党員を増やすことを大道にしていくことが大事だと強調しました。

 世代的継承の課題では、「訴え」で一つの柱として強調した民青同盟の拡大、とりわけ学生のなかでの拡大に、機関の長がイニシアチブを発揮してとりくむよう述べました。

 志位委員長は、「訴え」が、来年の二つの政治戦での勝敗は党勢拡大の前進にかかっていると述べた重要性を改めて指摘。3月はその正念場であり、必ず大きな上げ潮をつくり出そうと呼びかけました。