2018年2月27日(火)
全国革新懇がアピール発表
改憲阻止3000万人署名が要
代表世話人会 「対話運動立ち上がる」
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全国革新懇の代表世話人会は26日、「戦争への道 安倍9条改憲の阻止を―いま、壮大な規模で3000万署名・対話運動に起ちあがりましょう」と訴えるアピールを発表しました。
アピールは、安倍首相が憲法に自衛隊を明記して9条を葬り去るため、年内にも改憲発議を狙っていると指摘。「日本の命運がかかった歴史的岐路」だと強調し、安倍9条改憲にノーを突きつける3000万人署名を成功させることが発議を阻止する要だと述べ、「署名運動を必ず成功させ、安倍首相の野望を打ち砕こう」と呼びかけています。
さらに安倍首相が憲法に自衛隊を明記しても「何も変わらない」などと述べて国民をあざむいていることをあげ、「自衛隊明記が、9条2項を死文化させ、アメリカとともに戦争する自衛隊、戦争する国に変えてしまうことをひろく訴え、対話しましょう」と訴えています。
その上で、多くの国民が9条改憲など望まず、安倍首相のもとでの改憲発議に反対しているなか、市民連合と野党各党が「安倍政権による9条改憲に反対する」ことで合意していると指摘。安倍首相の攻撃のテンポに遅れず、3000万人という目標にふさわしい取り組みに飛躍させることが重要だと強調し、▽宣伝やビラ配布、全戸訪問など多数派を結集する創造的な取り組みを進める▽憲法共同センターに結集して「9条の会」と連携し、広範な人びとと対話の輪を広げる―ことを提起しています。(関連記事)