2018年2月6日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載
生活保護 緊急提案「涙出た」
国会傍聴者・サポーター
志位委員長、質問後懇談
4都県などから
![]() (写真)傍聴者(手前)と懇談する(左から)畑野、志位、しいば、浅野の各氏=5日、衆院第1議員会館内 |
日本共産党の志位和夫委員長は5日、衆院予算委員会での質問後、東京、千葉、神奈川、埼玉など1都3県からの傍聴者に加え、「全国生活と健康を守る会連合会」や、今月から始まった「JCPサポーター」の人たちも含めた91人とともに、国会内で懇談しました。
質問で志位氏は、安倍政権に日本の貧困の実態をただし、生活保護を使いやすくするための緊急提案をしました。
懇談で志位氏は、貧困と生活保護を取り上げたことを、「日本の貧困が20年来悪くなり続けるなかで、社会の再生産ができなくなると考えたからです」と紹介し、「憲法9条を守って25条を生かすたたかいは、車の両輪のように一体のものです。続けてしっかりやっていきたい」とあいさつしました。質問のなかで、安倍首相に生活保護について、「偏見をなくさなきゃいけない」と答弁させたことを報告しました。
角田博志さん(57)=川崎市=は「(緊急提案のなかの)生活保護じゃなくて生活保障に名前を変えるという提案が目からうろこでした」と話しました。
江東区在住の女性(82)は「志位さんの緊急提案に涙が出ました。ぜひやってほしいです」と話しました。
懇談には、畑野君枝衆院議員、しいば寿幸参院比例、浅野ふみ子参院千葉選挙区両候補も出席しました。