志位和夫 日本共産党

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主な活動

2017年11月19日(日)

市民と野党の共闘 新たな発展を

安倍9条改憲許さない

愛知 革新懇が全国交流会


 愛知県刈谷市で18日、全国革新懇の「地域・職場・青年革新懇全国交流会」が始まりました。2日間の日程(19日は名古屋市)で開かれ、初日の全体会は全国47都道府県から1568人が参加し会場はいっぱいに。市民代表の連帯あいさつ、日本共産党の志位和夫委員長(代表世話人)らの特別発言に続き、全国の草の根からの発言が行われ、総選挙結果をふまえ「市民と野党の共闘」の新たな発展をめざし、安倍政権打倒、安倍9条改憲阻止へかつてない共同を広げようと熱気にあふれました。


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(写真)地域・職場・青年革新懇全国交流会で発言する志位和夫委員長(壇上左)=18日、愛知県刈谷市

志位委員長が特別発言

 問題提起と報告で小田川義和代表世話人(全労連議長)は「安倍暴走政治を打ち破る新たな決意を固めあおう」と述べ、安倍9条改憲発議を許さない歴史的大闘争、沖縄・辺野古新基地ストップ、要求に基づく共闘発展をめざして底力を発揮し、革新懇づくりを進めようと呼びかけました。

 首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフ、市民連合の広渡清吾、総がかり行動実行委員会の高田健の各氏が登壇し、「安倍政権を倒し、原発を止めよう」「共闘の力に確信をもって頑張ろう」などと連帯を表明しました。

 特別発言で志位氏は、総選挙を振り返り、希望の党の結党とそれへの民進党の合流決定という逆流と断固たたかい、共闘の再構築へ尽力した日本共産党、草の根の市民の奮闘について熱く語り、共闘の本格的発展に力を尽くすと表明。革新懇運動の二つの役割として(1)市民と野党の共闘を草の根から発展させて安倍政権を倒す推進力となること、(2)革新懇ならではの活動―平和・民主主義・生活向上の「三つの共同目標」を国民多数の合意にしていく努力をはかること―を強調し、それが共闘の発展にも大きな貢献になると述べました。

 渡辺治一橋大学名誉教授は「安倍改憲を阻むたたかいを通じ、市民と野党の共同を『安倍政治を変える共同』へ発展させよう」と力説。日本共産党の渡久地(とぐち)修沖縄県議団長は、「オール沖縄」の強まる団結力を紹介し、「安倍政権打倒まで頑張ろう」と訴えました。

 各地の革新懇の代表は、他の市民団体などと共同し、逆流を乗り越えて統一候補を実現した経験を次々に報告。「希望へ合流しようとした民進党の議員に『リベラルに戻れ』と働きかけ、共闘を再建した」(東京)、「『戦争する国』の背景に日米軍事同盟がある。新基地阻止はこれに決定的な打撃を与える。来年の名護市長選、県知事選で必ず勝利したい」(沖縄)などと語りました。


 全国革新懇 正式名称は「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」。1981年に結成。思想・信条の違いを超えて、生活向上、民主主義、平和の三つの共同目標にもとづく政治革新と、そのための国民的多数の形成をめざしています。

志位委員長の特別発言 詳報