志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2017年10月22日付「しんぶん赤旗」に掲載

大激戦・大接戦 比例で共産党躍進を

力あわせ日本の未来ひらこう

千葉・神奈川・東京 志位委員長が訴え


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(写真)池内候補必ず 気迫をこめて訴える志位委員長(中央)と池内候補(右)。左は総がかり行動実行委の高田氏=21日、東京・池袋駅東口

 日本の命運がかかった歴史的な総選挙は、大激戦・大接戦のまま22日の投票日を迎えました。市民と野党の「本気の共闘」で自公を追い詰める選挙区も生まれるなか、選挙戦最終日の21日、日本共産党は、志位和夫委員長(南関東ブロック比例候補)が千葉、神奈川、東京を、小池晃書記局長が東京、神奈川を駆けめぐり、「共産党への一票が安倍暴走政治の一番の痛打となり、市民と野党の共闘を前に進める一番確かな一票になる」と訴え。「『比例は共産党』と書いていだたく方を広げに広げてください」と熱く支持を呼びかけ、広範な層から共感の温かい反応が返ってきました。最終盤にいたってもなお、多くの人たちが投票先を真剣に模索。日本共産党の比例・小選挙区候補は最後の押し上げをと支持の呼びかけに力を込め、党支部・後援会も「最後の最後までの奮闘が勝敗を決める」と宣伝・支持拡大に取り組みました。政党選択を争う全国11ブロックの比例代表はどこでも一票を争う大激戦・大接戦で、投票箱のふたが閉まるまでが勝負となっています。

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(写真)志位委員長の最後の訴えを聞く人たち=21日、東京・池袋駅前

 志位委員長は、比例代表で一票一票のしのぎを削る激烈なたたかいが続く千葉、神奈川両県、東京都の街頭計6カ所を駆け抜け、「市民と野党の共闘の勝利、比例での共産党躍進を必ずつかみとり、安倍政権を倒し、新しい政治、新しい日本をつくろうではありませんか」「どうか比例は共産党と書いていただく方を広げに広げて、21議席を絶対に守り抜き、さらに上積みをさせてください。選挙は最後まで力を尽くしたものが勝利することができます。最後の最後までご支持の輪を広げ、大激戦・大接戦を勝利させてください」と、こん身の訴えを響かせました。

 雨のなか、多くの人が足を止めて熱心に耳を傾け、ビラも次々に受け取られるなど、最終日も熱気にあふれました。演説を聞いた人からは「私は無党派ですが、(共産党が)一番政治信条が近い。安倍政権打倒に一番役立つ票はどこかと考えながら明日は投票に行こうと考えています」(横浜市の45歳の女性)などの声が聞かれました。

 志位氏は「まだ投票先を迷っている人もたくさんいると思います」と語りかけ、日本共産党への一票の“三つの値打ち”として、(1)安倍政権の暴走政治への一番の痛打(2)「ブレない党」への一票であり、政治を変える一番確かな力(3)市民と野党の共闘を前に進める一番確かな一票―になると最後まで熱烈に訴えました。

 「さよなら安倍政治選挙」。志位氏は、憲法ないがしろ、民意踏みつけ、国政私物化―5年間の安倍暴走政治に審判を下そうと訴え、「日本共産党を伸ばすことが暴走政治を止める一番確かな力になります。どうか、選挙区は市民と野党の共同候補、そして比例は共産党を伸ばしに伸ばして、『安倍政治さよなら』、新しい日本をつくろうではありませんか」と呼びかけると、「そうだ!」の大きな声援と拍手が起こりました。

 庶民増税反対、憲法改悪反対で絶対に「ブレない党」が日本共産党だと力説し、「消費税10%大増税はきっぱり中止せよ」「憲法9条を守り、9条を生かした日本をつくろう」の声はこぞって日本共産党に託してほしいと絶大な支持を呼びかけました。

 南関東比例の、はたの君枝(神奈川10区重複)、さいとう和子(千葉13区同)、東京比例の笠井亮、池内さおり(東京12区同)、谷川智行各候補らも、3年前に21議席へと躍進した力で現実政治を前に動かしてきたと語り、「日本共産党が伸びれば政治は必ず変わります」と最後まで力強く訴えました。

 市民と野党の共同候補、市民弁士がともに訴え、「共産党の国会での質問力、調査力はすごい。共産党に国会で活躍する場を与えるために、比例は共産党」(翻訳家の池田香代子さん、千葉・市川駅前)、「この70年、憲法の平和主義、基本的人権、民主主義を掲げて私たちは生きてきた。池内さんのような若い世代の政治家たちに必ずつないでいきたい。どうか日本共産党にご支援を」(総がかり行動実行委員会の高田健共同代表)と力強く呼びかけました。

 「人生で初めて共産党に入れた」という千葉市の女性(48)=翻訳業=は「候補者を降ろしてまで安倍政権を打倒しようとする共産党に執念を感じた。それに、主張が一貫している。だから今回は迷わず共産党を選びました。ぜひ伸ばしてほしい」と話しました。