志位和夫 日本共産党

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主な活動

2017年10月21日(土)

共産党への1票は日本の政治変える力

千葉・埼玉・東京で 志位委員長、気迫の訴え


 総選挙は明日22日投票日を迎えます。政党選択を争う全国11の比例代表(定数176)は大激戦・大接戦。投票先をめぐって有権者の模索が最後まで続いています。日本共産党の志位和夫委員長は20日、千葉、埼玉両県、東京都で街頭演説し、「共産党への一票は、安倍暴走政治への一番の痛打になります」「選挙は最後の最後まで頑張り抜いたものが勝利をつかめます。比例代表でどうか共産党を伸ばしに伸ばしてください」と熱烈に訴えました。他党も最終盤、比例を特別に重視。全国の日本共産党支部・後援会は宣伝、対話・支持拡大に猛奮闘しました。

(志位委員長、最終盤の訴え)


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(写真)塩川(左)、梅村(右)の両候補とともに訴える志位委員長=20日、埼玉・南越谷駅前

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(写真)訴える志位委員長(中央)と、さいとう候補(左)、深津候補=20日、千葉県船橋市

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(写真)志位委員長(左)とともに訴える笠井亮比例候補と(右へ)香西、青山の両候補=20日、東京都大田区

 千葉、埼玉両県、東京都の街頭演説で南関東比例の、さいとう和子、北関東比例の塩川鉄也、梅村さえこ、東京比例の笠井亮各候補らも「国民の願いを国会に届け実現するため絶対に負けられない」と気迫を込め、市民弁士も「比例は共産党」と応援。どこでも次々に通行人が足を止め、駅前などをぎっしり埋めた聴衆の盛大な拍手と歓声が飛び交う熱気となりました。

 志位氏は、全国遊説を通じて、(1)市民と野党の共闘―三つの野党+市民連合が力を発揮し、本気の共闘に発展しているところでは自民党を追い詰めている(2)「比例代表は共産」の声が、これまでにない広い方々から起こっている―の二つを実感していると強調。他党や著名人も「多くの候補者を降ろしてまで共闘のために尽力してくれた。だから比例は共産党」の声を寄せていると紹介しました。

 最終盤にあたり、志位氏は、日本共産党への一票が、(1)安倍政権の暴走政治への一番の痛打(2)「ブレない党」への一票であり、政治を変える一番確かな力(3)市民と野党の共闘を前に進める一番確かな一票―になると力説しました。

 「憲法ないがしろ、民意踏みつけ、国政私物化―5年間の安倍自公政権の暴走を一つひとつ思い出し、審判を下そう」と訴えた志位氏。他党も共産党の「政治の監視役」「調査能力」「理詰めの追及」に注目していると紹介し、その力を安保法制=戦争法や「森友・加計」の問題で発揮してきたと語りました。

 消費税10%大増税ストップの声を共産党にと呼びかけ、「共産党は庶民増税反対で絶対にぶれない党です。それは、消費税に頼らない財源政策をもっているからです」とズバリ。大企業・富裕層への優遇税制をただせば消費税2%増税分の財源が確保できるとして、「こういう対案を示せるのは、日本共産党が、財界中心から国民中心へ、政治を大本から変える志をもつ党だからです。共産党を伸ばすことが、暮らしを守る一番確かな力になります」と訴えました。

 安倍9条改憲についても、「憲法改悪反対で絶対にぶれない党が共産党です」と志位氏。現行憲法を生かし新しい日本をつくろうと掲げる「党綱領の裏付け」、過去の侵略戦争に命がけで反対した唯一の政党としての「歴史の裏付け」を示し、支持を呼びかけました。

 最後に志位氏は、民進党の「希望の党」への合流という逆流のもとでも、「断固として共闘の道を貫いたのが日本共産党です」と力説。前回選挙で8から21議席へ躍進したことで、議案提案権を得てブラック企業規制法案を提出し、政府が調査・是正に乗り出すなど、現実政治を動かしてきたと紹介しました。

 「日本共産党の躍進が、共闘を発展させ日本の政治を良くする一番確かな道です。どうか21議席を絶対に確保させてください。比例で共産党を広げに広げ、さらに上積みをさせてください」と熱く訴え、盛大な拍手と歓声が湧き起こりました。