志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2017年5月21日付「しんぶん赤旗」に掲載

5・19 横浜・桜木町駅前 街頭演説

「戦争絶対ダメ」「私もできることを」

志位委員長訴えに膨らむ聴衆


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(写真)位和夫委員長の訴えを聞く人たち=19日、横浜市・桜木町駅前

 自民、公明、維新3党が「共謀罪」を衆院法務委員会で強行採決した19日夕、横浜市のJR桜木町駅前で日本共産党の志位和夫委員長を招いて街頭演説が開かれました。駅前の広場は仕事帰りの人や子ども連れの女性ら市民が次つぎと足を止め多くの人で埋まりました。

 緊迫する国会から駆けつけた志位委員長や法務委員を務めた畑野君枝衆院議員の力のこもった訴えに何度も拍手がおこり、「ボロボロの暴走車、安倍政権に都議選と総選挙で退場の審判を下そう」(志位委員長)、「自由、平和、民主主義を掲げる共産党を大きく伸ばしてほしい」(畑野氏)との呼びかけに、聴衆から「頑張れ」の声援が飛びました。

 家族と聞いた續池(つづいけ)幸恵さん(41)は「共謀罪で戦争や原発はダメだと活動することで犯罪者扱いされることは恐ろしい。運動が萎縮させられることも心配です。何としても廃案に追い込みたい」と力を込めました。

 ひときわ大きな拍手を送っていた横浜市在住の女性(86)は「憲法や北朝鮮問題などで共産党の具体的な提案が示されてよかった。野党が共同して頑張ってほしい」と話します。女性は太平洋戦争中に横浜で米軍の空襲にあったことや勤労動員された体験を語り、「戦争は絶対に反対。戦争の道に進む安倍政権をストップさせたい」

 帰宅途中に立ち止まって聞いていたスーツ姿の男性(25)は、安倍政権について「国民の意見を無視していて横暴だ。このままでは戦争になるのではと怖い」と話し、「共産党には期待しています」とカンパを寄せました。

 訴えを聞いて「『共謀罪』を廃案にするために何かできることがあればと思った」と話す女性(45)は、共産党の演説を聞くのは初めてでした。「憲法9条を守り、野党共闘をすすめ、自民党に対抗してほしい」と共産党への期待を語りました。

 子ども2人を連れて仕事帰りに立ち寄った女性(45)は「子どもたちが戦争に行くなんてことは絶対ありえない」と涙をにじませ、「不安に思うことに仕方がないと思っていたら何も変わらない。これからは積極的に(民主主義を守る運動に)かかわりたい」と話していました。