2017年5月13日付「しんぶん赤旗」
中小業者・労働者・弁護士…
志位委員長が懇談
東京・大田
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日本共産党の志位和夫委員長は12日、東京・大田区内で開かれた「各界の方との懇談会」(党大田地区委員会主催)に参加し、中小業者や労働者、弁護士など各界の人たちと懇談しました。冒頭、「大田区での躍進は、東京全体での躍進の原動力となってきました。必ず勝利する決意です」と訴えた志位氏に、満席の参加者は大きな拍手で応じました。
時間いっぱいまで次々と手が挙がりました。「企業の経営難の下で、労働者の暮らしと雇用がかつてなく深刻になっている」(労働者)、「区の調査でも2日に1社が倒産・廃業している状況だ」(中小業者)、「9条改憲と共謀罪を重大な関心をもって見ている。あらゆる手を尽くして反対したい」(弁護士)、「自立がもてはやされる中、苦しい中で介護者・高齢者が暮らしている」(介護労働者)などの切実な思いが語られました。
都内有数の産業集積地・大田区。日本共産党は住民の運動と結んで、「ものづくり産業集積強化支援事業」実現の力となってきました。都議選政策でも、中小企業予算、雇用対策予算の抜本的増額を盛り込んでいます。
「中小企業の問題を都政でも国政でもさらに取り上げてほしい」「市民と野党の共闘を広げる共産党に期待している」「暮らし・福祉を守ることを掲げる共産党に期待したい」など、懇談会では、日本共産党への期待がこもごも語られました。
志位氏は出された意見に丁寧に答えました。最後に「国政での野党共闘をさら成功させるためにも、都議選で勝利させていただきたい」と訴えると、参加者は割れんばかりの拍手で応えました。