2016年8月2日(火)
伊波氏 当選あいさつ
志位委員長が「沖縄の風」代表らと懇談
|
参院選沖縄選挙区で、「オール沖縄」の立場で初当選した伊波洋一議員が1日、当選のあいさつで国会内の日本共産党控室を訪れ、日本共産党の志位和夫委員長らとともに勝利を喜び、今後の野党共闘で熱いエールを交わしました。
懇談には、伊波氏と2人で結成した参院新会派「沖縄の風」代表の糸数慶子議員も同席。日本共産党からは穀田恵二国対委員長、井上哲士参院国対委員長、赤嶺政賢衆院議員、仁比聡平参院議員も参加しました。
伊波氏は、島尻安伊子沖縄担当相に、10万票以上の大差をつけて当選した選挙結果について、「安倍政権の基地建設強行策や憲法改悪に対し、沖縄県民のしっかりとした判断が下された。島ぐるみで沖縄でたたかっていることが大変相手に大きな脅威を与えました。争点を明確にすれば(野党候補に)投票する。私も選挙では貧困の問題と同時に、辺野古(新基地建設)を一番の争点にし『相手を当選させればすぐに強行にでてくる』と訴えたら届いた」と強調しました。
志位氏は、「参院選では32の1人区すべてで野党統一候補が実現し、うち11人の野党統一候補が勝利しました。沖縄、東北と福島など安倍政権の暴走政治の矛盾が集中した地域での勝利は、暴走政治への怒りを象徴しています。安倍首相は沖縄へ選挙応援に入ることができなかった」と振り返りました。
伊波氏は「今回の圧勝をぜひ委員会でしっかりつなげていきたい」と述べ、所属する参院外交防衛委員会で沖縄の問題も取り上げていくと抱負を語りました。
志位氏は会派結成について祝辞を述べ、「ぜひ院内でも私たちとも共闘体制をつくり、4野党と会派で協力して力を合わせましょう」と呼びかけました。
糸数氏は「沖縄の風」の議員の所属委員会の調整をめぐっては「(共産党の)みなさんの配慮がなければ外交防衛委員会でなかなか働けなかったので、本当に感謝いたします」と述べました。