2016年5月4日(水)
野党4党首 勢ぞろい
東京・憲法集会
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3日の憲法集会で、4野党の党首が壇上であいさつし、互いに結んだ手を高々と掲げて、共同の決意をアピールしました。さらに、参加者とともにプラカードを持って「安倍政権退陣」などのコールを響かせました。
あいさつで、民進党の岡田克也代表は「憲法違反の法律(戦争法)を廃止に追い込まなければなりません」と訴え、「9条の本丸に切り込み、限定のない集団的自衛権の行使をやり抜くのが安倍首相の魂胆だ。力を合わせて絶対に阻止しよう」「野党は力を合わせて参院選をたたかい抜く」と力を込めました。
日本共産党の志位和夫委員長は「戦争法に反対して戦後かつてない新しい市民運動が発展し、それに背中を押されて野党共闘が大きく前進していることは、日本の未来にとって大きな希望」と強調。「変えるべきは憲法ではなく、憲法をないがしろにした政治です。野党と市民の共闘を必ず成功させて選挙に勝ち、安倍政権を倒し、憲法の先駆的な輝きを生かした新しい政治をつくろうではありませんか」と力強く呼びかけました。
社民党の吉田忠智党首は「野党4党で、衆院選でも(候補者)一本化に努力していきたい。参院選を、安倍政治を終わらせる足がかりのたたかいにしよう」と訴えました。
生活の党の小沢一郎代表は「憲法の理念・理想を守ることも、安保法廃止も、それを実現するには選挙に勝たなければなりません。4党が協力して、そして市民と協力して何としても選挙戦に勝ち抜こう」と呼びかけました。