2013年5月26日付「しんぶん赤旗」に掲載
共産党が各地で演説会
千葉から日本の夜明けを
志位委員長が訴え
松戸
日本共産党千葉県委員会は25日、松戸市の森のホール21で、志位和夫委員長を招いた演説会を開きました。バス25台を出すなど会場の大ホールは、4階席まで聴衆が入りました。小池晃副委員長・参院比例候補がビデオメッセージで、寺尾さとし選挙区候補が壇上から躍進への決意を表明。志位委員長は「千葉で躍進を勝ち取り、日本の夜明けを開こう」と力強く呼びかけました。
このなかで志位氏は、「風雲急を告げている」問題として、審議入りが予定される生活保護改悪法案を取り上げ、「申請しても窓口で追い返され、孤独死や餓死を引き起こした『水際作戦』を合法にするというのが中身です。憲法25条に定められた当然の権利を投げ捨てることは許されません」と厳しく批判しました。
生活保護の支給額にたいする「不正受給」の割合はわずか0・5%、99・5%は適正に執行されていることも示し、「相手は一番弱い人を攻撃することで、国民に分断をつくろうとしています。弱い人を大切にする社会こそ、すべての国民を大切にする社会になるのではないでしょうか」と力説すると、「その通り」の声が。志位氏が改悪反対に向けて奮闘する決意を表明すると、会場は大きな拍手に包まれました。
小池晃参院比例候補はビデオメッセージを寄せ「比例候補の5人全員を勝たせてほしい」と訴えました。
佐藤弥生さん(43)は「志位さんの話を聞いて、アベノミクスで潤うのは大企業や大資産家だけだとわかりました。原発ゼロなど共産党の政策に共感しています」と話しました。