志位和夫 日本共産党

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2014年9月20日(土)

志位委員長、スリランカ与党幹事長と会談


 アジア政党国際会議(ICAPP)第8回総会に出席するため18日未明、スリランカのコロンボ入りした日本共産党の志位和夫委員長は同日午後、同国の与党スリランカ自由党の幹事長で保健相のマイトゥリーパ・シリセーナ氏と会談しました。


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(写真)18日、コロンボ市内で握手する志位和夫委員長とスリランカ自由党のシリセーナ幹事長

 シリセーナ氏は保健省の大臣執務室で、志位氏ら日本共産党代表団の一行を「お会いでき大変うれしい」と歓迎。志位氏は、同氏がICAPP総会の組織委員長として準備に力を注いできたことに感謝の意を述べました。

 そのうえで志位氏は、今回のICAPP総会が「アジアの共同体の構築」を主題としていることに関わって、アジアの各地域で実際に進められている地域の平和協力の枠組みに注目していると語るとともに、「この点で遅れているのが北東アジアです」として、日本共産党の「北東アジア平和協力構想」について紹介。「東南アジア諸国連合(ASEAN)のような平和の地域共同体を北東アジアでも構築するという構想です」と説明しました。

 志位氏はさらに、核兵器廃絶の問題について、原爆投下70年、核不拡散条約(NPT)再検討会議が開催される来年、国際社会が核兵器禁止条約の交渉開始で合意することが重要だと強調。スリランカが非同盟運動の参加国として、長年この問題で果たしてきた積極的な役割に、いっそうの期待を表明しました。

 シリセーナ氏は志位氏の二つの問題の提起と説明に、「100%賛成です。とくに、核兵器の問題は非常に重要です。全人類の問題であり、われわれは命を守らなければなりません」「『北東アジア平和協力構想』はとてもいい提案です」と応じました。

 同氏は、「スリランカは国内の紛争終結後のここ数年、平和と発展の新しい条件が生まれています」と説明。志位氏は、「国民和解にむけた取り組みを歓迎します。スリランカは医療と教育の無料制度、高い識字率など独特の国づくりを進めており、紛争が終結した今、大きな発展の可能性があることを感じます」と述べました。

 両氏は、日本共産党とスリランカ自由党の関係を発展させることを話し合いました。

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