2013年9月23日(月)
東アジアの平和など意見交換
志位委員長がベトナム到着
25日からインドネシア訪問
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【ハノイ=面川誠】日本共産党の志位和夫委員長を団長とする日本共産党代表団は22日午後、ベトナムの首都ハノイに到着しました。25日までの間に、ベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長らと会談し、両党関係や東アジアの平和構築、両国の情勢などについて意見交換します。
訪問はベトナム共産党中央委員会の招待を受けたもの。ハノイのノイバイ空港では、ベトナム共産党中央対外委員会のチャン・ダク・ロイ副委員長が志位氏ら代表団を出迎えました。
志位氏は「あたたかい歓迎に感謝します。今回の訪問が両党関係のいっそうの発展につながることを期待しています」と表明。ロイ氏は「今年は両国の国交正常化40周年の年です。日本共産党代表団の訪問は両国関係にとっても非常に大事です」と歓迎しました。
代表団はベトナム訪問に続き25日から28日まで、インドネシアを訪問し、政府要人と会談します。
ベトナムとインドネシアは東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国。ASEANは安全保障政策として、紛争解決のための武力行使を否定し、対話と信頼醸成による平和的な東アジアの地域秩序づくりを先導しています。
日本共産党は、ASEANが実践している平和的安全保障のアプローチを北東アジアに広げることを提唱しています。今回の歴訪では、東アジアの平和構築について幅広く意見交換します。