2013年7月16日(火)
首都東京から二つの勝利を
東京・池袋 志位委員長が訴え
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「首都東京から二つの勝利を勝ち取ろう」。東京・池袋駅東口をぎっしり埋めた聴衆から「おーっ」と声がわきあがり、「共産党」コールが鳴り響きました。「すごい」と、通行人が次々宣伝カーを見上げました。15日、日本共産党の志位和夫委員長は池袋駅東口で「比例代表での躍進の大波を首都東京からつくり、比例では小池晃さんを含めた5人全員の勝利を、東京選挙区では吉良よし子さんの勝利を勝ち取らせてください」と訴えました。吉良よし子候補も決意を述べました。同日、市田忠義書記局長も東京・三多摩地域3カ所で躍進を訴えました。
池袋駅周辺の歩道は演説開始後も足を止める通行人で聴衆はどんどんふくらみ、百貨店を背に人の列は数百メートルにわたって伸びました。
志位氏が「日本共産党は今日この日、創立91周年の誕生日を迎えました」と述べると聴衆は拍手で応じ、続く「『平和憲法を守ろう』の願いは、91年間、反戦平和を貫いてきた日本共産党にたくしてほしい」との訴えに、その拍手はいっそう大きくなりました。
「吉良さんが、国会の予算委員会で安倍首相を追及するところを想像するとわくわくしませんか」と問いかけた志位氏。熱気の中、うちわや汗をぬぐったタオルを振りながらの声援があちこちからあがりました。
志位氏は最後に「比例での躍進の大波をつくりだしてください。そうしてこそ全国での勝利の道も開かれます。共産党躍進で、安倍政権の暴走にストップをかけ、国民の声で動く新しい政治をつくりましょう」と力を込めて訴え。しばらく拍手が鳴りやみませんでした。
「共産党の話をきちんと聞いたのは初めて」という男性(43)=北区=は、「原発、TPP(環太平洋連携協定)、憲法などで志位さんの話に納得いった。まともなのは共産党だけだから、比例でも選挙区でも伸びなきゃだめでしょ」と語り、「しんぶん赤旗」日刊紙の購読を快諾しました。