2009年1月21日(水)「しんぶん赤旗」

派遣、資本主義、日本の未来

テレビ東京系番組 志位委員長が出演


 テレビ東京系で十九日夜に放映されたトーク・ショー「日経スペシャル カンブリア宮殿」は、日本共産党の志位和夫委員長がゲスト。インタビュアーの作家・村上龍さんと女優の小池栄子さんが、「若者に人気上昇中 共産党なぜウケる?」「不況で大激論 どうする“派遣”」「共産党の進む道」などのテーマで志位氏の“本音”に迫りました。放映されたもののうち、主なやりとりを紹介します。


共産党は若者の受け皿になれるのか

世界的な経済危機は物事の本質を浮かび上がらせる時期でもある

 共産党のイメージについて、「全然考えたことなくって、どういったものっていざ聞かれてみると答えられないです」と小池さん。「昨年から続いている『派遣切り』とか『雇い止め』という問題で、日本の中の不公平感が、社会の許容量を超えて広がりつつあるのではないか」という村上さん。VTRでは、派遣問題で絶望の淵(ふち)に苦しむ若者たちが映し出されます。「志位さんが率いる日本共産党が本当にその受け皿になれるのか」、村上さんは、志位氏をゲストに招いた意図を語りました。

 ここでVTRが流され、いすゞ自動車栃木工場から昨年末、解雇された派遣労働者が解雇撤回を求め、会社側と団体交渉にのぞもうとしている姿を報道。「派遣切り」で次の職が見つからない若者が「最悪の場合、餓死するか、ホームレスになるか、『派遣村』にお世話になるしか方法がない」と語る姿も。そういうなか、日本共産党が「にわかに脚光を浴びてきた」として、各地の集会で雇用を守ろうと訴える志位委員長の演説や、映画「蟹工船」の上映会の反響の様子を伝えました。また、日本共産党への新たな入党者が一昨年から一万四千人にのぼっていることをグラフで示し、実際に入党した青年も登場し、「雇用集会に参加してひどい働かされ方をしている青年がいることに衝撃を受けた」とその理由を語りました。

 VTRのあと、共産党をめぐって、次のようなやりとりが。

 小池 皮肉にも不況は、共産党にとって追い風になっているということなんですか。

 志位 そう単純にものをいえないんですけれども、いま非常に危機ですよね。経済の危機が世界的に出てきている。ただやっぱり危機っていうのは、ある意味では物事の本質を浮かび上がらせる時期でもあると思うんですね。

 小池 党員になるためにはどういったことをしたら入れるのですか。

 志位 これは党の綱領と規約というのがありまして、これを認めていただいて、あとは入党のお金を払っていただければ。

 小池 党費というのはおいくらぐらい。

 志位 党費は実収入の1%ということになっているんです。

 小池 年に一回党費を払う感じなんですか。

 志位 毎月納めることになっています。

 村上 たとえば憲法九条に反対で、日本は再軍備すべきだという人は入れないでしょうね。

 志位 綱領に憲法については全条項を守りぬくと書いてありますから。

「資本家対労働者」の対立は変化しているのでは

莫大な内部留保、「自社株買い」での高給――搾取の関係はなくならない

 村上さんは、「資本家が労働者を搾取しているという構造が、少しずつ変化しているような気がしていて、労働者はマルクスによると搾取される存在ですが、労働者も消費者として一円でも安いものを買いたいという態度が、企業に安いものをつくる圧力になっている」とのべ、「『労働者対資本家』という対立とは別に、ちょっと複雑な構造になってきている」と主張。志位氏は、次のように答えました。

 志位 労働者は消費者にもなる。これはマルクスも『資本論』のなかで、資本自体がもっている矛盾だっていうふうに指摘している問題ですね。ただこういう問題があるからといって、資本家と労働者の、(搾取し)搾取されているという関係がなくなるとかいうことではないと思いますね。

 村上 やっぱり搾取されているんですかね、労働者は。

 志位 それはされていますよ。

 村上 搾取されたお金はどこへいっているんでしょうね。

 志位 一方は、派遣や期間工で働かされて、必死に働いてもだいたい月額手取りで十万円そこそこ。そういうなかで、トヨタにしてもキヤノンにしてもたとえば内部留保は莫大(ばくだい)なものをもっているでしょう。これは労働者から吸い上げたお金なんですね。

 村上 日本の経営者の給料は、たとえばよく有名なリーマン・ブラザーズのCEO(最高経営責任者)とかに比べるとはるかに低いですよね。

 志位 まあ、アメリカほど(高給)ではないですけれども、最近ではいわゆる「自社株買い」という形で、自分がかなり株を持つことによって、ものすごい高給取りになっていくという現象が日本でも起きています。

労働者と経営者が理解しあうことも大切では

批判するだけでなく、こういう道では大企業も先がないと投げかけている

 「労働者と資本家などと対立項を生み出してお互いの対立を助長する方向で解決をはかっていくというのではなくて、ある程度、理解しあうことも大事ではないか」と語る村上さん。志位氏は、日本経団連やトヨタなどの幹部と会談した経験を紹介します。

 志位 私はこの間、日本経団連とか大企業の幹部のみなさんと会談をする機会があったんですけれども、その際に、ただ相手を糾弾するというのかな、批判するというだけではなくて、こういう道をいったら大企業も立ち行かなくなるのではないですかというように、いくつかの問題をずっと投げかけてきたんですよ。

 たとえばいま「派遣切り」をずっとやる、一社でやるんだったら、その一社の財務状況が少し良くなってですね、もうけが良くなるかもしれない。しかしみんながやったら日本中の景気が悪くなって、景気の底が抜けちゃいますよね。内需の底が抜けちゃう。外でものが売れなくなっているときに、国内で、内需で、ものが売れるようにしなかったら企業も立ち行かなくなるじゃないですかと。

 村上 一種の合成の誤謬(ごびゅう)みたいなもんですね。

 志位 そうです。だから一社でやればもうけがでるけれども、みんなでやったらもう自殺行為になると。

 コーナーの区切りに、「“クビ切り”を皆でやれば『自殺行為』 志位和夫」の画面が流れました。

「派遣切り」以外に選択肢はない?

万策尽きたとはいえない、内部留保のわずか0.2%で4万人を救える

 続いて番組では、「企業は雇用調整ができて安い派遣社員を率先して導入。その結果、日本中で正社員と派遣社員の置き換えが進んだ。二十代前半では四割以上が非正規社員となってしまった」とのナレーションで、一九九九年の原則自由化、二〇〇四年の製造業への派遣解禁など労働者派遣法の相次ぐ改悪の流れ、労働者に占める正規・非正規者の割合などをグラフにして紹介。日本共産党が原則自由化前に派遣法を抜本改正するよう訴えていると紹介しました。一方、大手派遣会社社長の「派遣切り」に対して、「もっと日本の経営者に感謝しろ。もっと利益主義になろうと思えばどんどんできる。それを控えめにしているのはわからないのか」というコメントも紹介しました。

 内部留保問題では、日経新聞の森一夫編集委員が「もし内部留保ゼロで企業が運営していたら、ちょっと事業に失敗したらたちまち債務超過になって、倒産状態になる。そうなると雇用を守るどころではなくなる」とコメントしました。

 これをはさんで、大手自動車七社と電機・精密九社の内部留保、配当、人員削減を報じた共同通信社の記事(昨年十二月二十三日)をグラフにしたパネルをみながら、次のようなやりとりがありました。

 小池 この間、(日産自動車の)カルロス・ゴーンさんが来たときに、「派遣切り」については選択肢がないんだという意見もあったんですけれども。

 志位 ほかに選択肢がないっていうのは、万策尽きてやむを得ないんだってことだと思うんですけれど、私は決してそんなことはないと。(この図で)まず注目してほしいのは、いったい、企業の内部留保がどうなっているのかという問題なんですね。

 ここにありますように、(二〇〇一年から二〇〇八年にかけて内部留保が)全体で十七兆円から三十三兆六千億円、だいたい二倍になっています。株主配当を見ますと、増配と維持で十社、未定で六社、減配は一つもないんですよ。つまり、巨額の三十三兆六千億円という内部留保をため込んで、そして株主配当は維持か増やしている。そうしながら、合わせて四万人を超える人員削減をやろうとしている。これは、万策尽きたとは到底いえないですね。

 村上 うーん。

 志位 私たちはこの内部留保の、これでいったらですね、三十三兆六千億円でしょう。だいたい0・2%ぐらいを取り崩しただけで四万人の人員削減を救えると。ごくわずかです。ほんのわずかです。

派遣労働で企業の力はどうなる

日本企業の力、競争力を、自分で壊しつつある

 村上 カルロス・ゴーンさんは、つぶれそうな日産を立て直した人ですよね。その人が、ほかに選択肢がないといったときに、なんか説得力があるんですよね。

 志位 ただ、いま派遣という働かせ方そのものを考えていく必要があるわけで、これはさっき二〇〇四年の製造業への解禁という問題が出ていましたけれど、その前が実は重要で。

 村上 派遣の歴史ですね。

 志位 派遣労働は、(一九)八六年まではともかく全面禁止だったんですよ。それが九九年に、原則自由化になるんですね。製造、建設などを除いて。つまり、派遣という「使い捨て」労働を自由にしちゃったというところが一番の問題なんです。

 村上さんは、産業空洞化、失業率の問題など、「(派遣労働は)悪い面ばっかりじゃなかったと思う」といいつつ、つぎのようにのべました。

 村上 ただ僕が(志位氏と)ちょっと意見が一緒のところは、派遣のような働き方っていうのは未来がないところがあると思うんです。同じ労働者のなかで対立が生まれる。日本の製造業だけでなく、企業の強さっていうのは、ある面、非常に人情とかがあって、一丸となってなにかをつくっていく(ところにあった)と。お互いに信頼して。そういう日本の強みっていうものが、ひょっとしたら派遣という制度は壊してしまうかもしれないと思います。

 志位 私もそう思いますね。

 村上 それは僕もそう思います。

 志位 これは日本型経営っていうふうによくいわれて。

 村上 うん。いい面があるんですよね。

 志位 悪い面もあったけれども、いい面もあった。少なくとも、不景気だからといってこんなに安易に、どんどん労働者の首を切らなかったですよ。そういうやり方で日本の企業も、かなり強い競争力、あるいは力をつけてきた、それを自分で壊しつつあるのが現状ではないでしょうか。

 画面には、「『派遣』が競争力を壊す 志位和夫」と大写しになりました。

マルクス『資本論』の一節をめぐって

「マルクスはいまでも生きている」(村上)

「マルクスと初めて触れ合いました」(小池)

 番組では、日本共産党本部が紹介されました。「四年前に建て替えたばかり。自民党や民主党より立派なビル。すべてを党員からの寄付金でつくったという」とのナレーションが流れ、資料室や食堂、志位氏が執務を行う委員長室なども訪ねました。委員長室では、マルクス『資本論』を手にする志位氏の姿が映し出されます。

 村上 今日、『資本論』をもっていただけたんですね。一カ所だけちょっと紹介していただけますか。

 志位 たとえばさきほど、資本主義と規制の話があったでしょう。マルクスの(『資本論』の)第一巻の有名な個所なんですけれども。

 「“大洪水よ、わが亡きあとに来たれ!”これがすべての資本家およびすべての資本家国民のスローガンである。それゆえ、資本は、社会によって強制されるのでなければ、労働者の健康と寿命にたいし、なんらの顧慮も払わない」

 村上 うーん。

 志位 「わが亡きあとに洪水は来たれ」というのは、ルイ十五世というフランスの王様の愛人の人が贅沢三昧(ぜいたくざんまい)をやっていて、そんなことをやると借金になるよというのに対して、「洪水(財政破たん)」が来るんだったら私が死んでからにしてよっていったんで。日本語でいえば「後は野となれ山となれ」、これが資本のスローガンだと。

 小池 うん、うん。

 志位 要するにもうけのためには、労働者の健康も、寿命もなんらの顧慮も払わない。ちょうどいまと同じような状況が生まれた。そのときにマルクスは、社会によって強制されなければだめだと。つまり、個々の資本家がすごく良い人である、悪い人である…。

 村上 モラリティーに関係なく。

 志位 モラルに関係なく、やはり競争の強制が働いて、要するに、社会が強制しないと無制限の利潤追求に走ってしまって、無制限の利潤追求を個々の資本家がみんなはじめたら社会の基礎が壊れてしまって、資本主義の社会全体も壊れてしまうと。

 村上 どの程度、どういう規制をするかというのはすごく難しいですよね。

 志位 それはやっぱり知恵がいりますよ。

 村上 ただマルクスはやっぱりいいことをいいますね。

 小池 マルクスといま初めて触れ合いました。私。

 村上 いや、いいこといってるんですよ。本当に。いまでも生きていることを。

 志位 なかなかぴたっとくるんじゃないですか。やっぱり「大洪水」が来ているじゃないですか。

どうして「ルールある経済社会」というのか

当面は「ルールある資本主義」だが、次の社会に引き継がれていく要素も

 村上 志位さんがおっしゃられたなかで「ルールなき資本主義」から「ルールある経済社会」とおっしゃったんですよね。普通だったら、「ルールなき資本主義」から「ルールのある資本主義」へというふうに対応するものなんですが。

 志位 「ルールある資本主義」と、当面はいってもいいんですけれども。その資本主義が次のステップといいますか、資本主義にとどまらないで、そのルールが次の社会、私たちは社会主義・共産主義といっていますけれども、そこに引き継がれていく(要素がある)。

 村上 おう。

 志位 もちろん自然にいっちゃうんではなくて、先のステップにいくには国民の合意で次のステップにいくんですけれども。

 村上さんは「どうも共産党というのは、飛行機も全部エコノミークラスにしたほうがたくさん乗れるし、みんなのためになるんではないかと(いうイメージがある)」と質問。志位氏は、「飛行機についてはいろんなクラスを設けて、選択できるというのはあっていいんじゃないかと思いますよ。なにもかも全部画一的にすべきだという、そんな主張を私たちしているわけじゃない」と応じました。

 村上 なんていうのかな。金持ちからは取っちゃって、それを分ければいいんじゃないかっていう考え方はあると思うんですよ。

 志位 金持ちから取るという考え方は私たち賛成なんです。

 小池 そこは賛成なんだ。(笑い)

 志位 賛成です。金持ちから取らなきゃならない。お金持ちが負担能力に応じてちゃんと税金を負担するっていうのが私は税金の平等だと思っています。

 村上 僕、どっちかっていうと高額所得者なんですけど(笑い)、考慮していただきたいのは、あんな(税金の)使い道されるとね、もういやんなっちゃうんですよ。

 志位 それはそうだ。

資本主義か、共産主義か

まず資本主義の枠内での改革、同時に人類の歴史は資本主義で終わりとは思わない

 番組では、東京・大手町、蒲田、神奈川・厚木市の三カ所で「資本主義か、共産主義か」のシール投票を実施。一番多いのは「資本主義」、次が「どちらでもない」、「共産主義」は少数派でした。この結果をみながら、次のようなやりとりがありました。

 志位 私たちは、いますぐ共産主義にいこうっていっているわけじゃないんですよ。さっきもいったように、まず資本主義の枠内での改革をやろうと。大企業応援型から家計応援型に経済を変える。アメリカいいなりから本当に独立した日本に変える。これは資本主義の枠内での改革ですから。まず資本主義の枠内でやっていくことです。ただ、資本主義(の枠内)でやっていっても、どうしても解決しない問題が出てくるだろうと、だんだんとやっていくうちに。そうしたら国民の合意で次に進みましょうということなんですよね。

 小池 名前を変えたほうがいいという意見はどうでした。おしゃれな名前かなんかに。

 村上 おしゃれって…。

 小池 親しみのあるような。

 志位 親しみをもって呼んでいただけるようにしたいと思うんだけれど。ただ、やっぱり人類の社会は資本主義でおしまいかと。資本主義というのは「もうけ第一主義」ですよ。「もうけ第一主義」というこの社会で(人類は)終わりか。私たちにはそうじゃないという理想があるんですね。やっぱり政党は、自分の党の名前に理想を刻むのが当たり前だと。

 村上 簡単に変えられないと。

 志位 これは変えられない。

 小池 失礼しました。

 画面に映し出される最後のフリップは、「共産党の名前は変えない 志位和夫」。

 番組の最後に、「こういう考えの方がトップなのが共産党なのかっというのが、ちょっとですけどね、かなり分かりやすく話してくださいました」(小池さん)、「共産党が政権を取ることはまずないと思うんですけど、ただ存在理由はあると思うんです。それは、民主党と自民党で今年政界再編があると思うんですけど、そのカウンターとして、種の多様性と同じで、いろんな意見が、監視する勢力がないと不健全なんですよね。そういった役目を共産党に果たしてほしいなと思いました」(村上さん)と感想を出し合いました。


党本部に反響相次ぐ

間違いなく“地響き”が…

入党を真剣に考えている

 「今、見てます。志位委員長、頑張って下さい。派遣仲間の俺の周りは、間違いなく“地響き”が起きていますっ!」(日本共産党本部へのメール)―。志位和夫委員長が出演したテレビ東京系番組「カンブリア宮殿」の放送中から、党本部に相次いで反響が寄せられました。

 「家族で見た」というある視聴者は、「これまで積極的に(共産党を)支持してこなかった家族ですが、今日を機会に一致していけると思いました。党への理解が一夜にしてなされた感じです。がんばりましょう」とのメールを寄せました。

 54歳の契約社員の男性は、「注目度が沸騰しつつある今、この期待にこたえる結果を出して!」と強い期待を寄せ、「(党を)どんどんオープンにして食わず嫌いを減らす取り組みを希望します」とメールに書きました。

 派遣社員の息子と、1カ月前から連絡がつかなくなったという、ある視聴者は、「21世紀を生きる人たちの前途が『派遣村』とは、どう考えても資本主義の限界だと思う。青年が希望を持てる世の中にしたいとつくづく思った」とメールで感想を寄せました。「微力なベッド暮らし」だが、「(知人)全員に共産党を頼むつもり」だと結んでいます。

 また、「私も日本共産党の『派遣労働(原則)自由(化)前の状態に戻せ』という主張に賛成です。是非、この主張を実現して欲しいです。私は日本共産党を応援します」とのメールも届きました。

 電話でも、「本当に志位さんのいう通り。資本主義のデタラメさが改めてよくわかった」(長崎・女性)、「こんな大事なときだからこそ大躍進してほしい」(愛知・女性)といった感想が相次いで寄せられました。

 翌20日になっても電話での反響はやみませんでした。

 横浜市のある青年は、「昨日の番組をみた。自分も派遣労働者で、いまの大企業のやり方ではだめだと思っている。共産主義について勉強したい」と語ります。障害者年金で生活している福岡県の男性は「感銘を受けた。党員になることを決意した」と話しました。

 「共産党に入党するか、また赤旗を購読するか真剣に悩んでいる」という別の男性は、亡くなった父親が赤旗の読者で、最近の党員増などの動きを聞いて、あらためて日本共産党に興味をもったといいます。

 男性は「(番組での説明で)党費は収入の1%という話だったが、どのように払えばいいのか。党本部から振込用紙が送られてくるのか」と質問。自分なりに考えて決断したいと話しました。