(第128国会 運輸委員会)
志位委員 日本共産党の志位和夫でございます。
運輸行政のさまざまな分野を概観してみますと、環境問題との多くの接点があるということを痛感させられます。例えば、自動車の排気ガスの問題もそうですし、航空機の騒音の問題もそうです。多々そういう分野がございます。
私、きょうはその中で、港湾整備と環境保全の問題について、とりわけ東京湾三番瀬という浅瀬、干潟でございますが、その環境保全の問題について伺いたいと思います。
まず、運輸大臣に基本的な認識を伺いたいのですが、私も、無論、国民生活の向上のための港湾整備はその重要性を認めますが、それは環境の保全と両立させて行われるべきだ、これも当然だと思います。この点では、港湾法とそれに基づく港湾計画の基本的な事項に関する基準を定める省令、この中でも、港湾計画に関して、環境保全に十分配慮が必要である、こう述べています。省令の第三条では、港湾計画は「港湾及びその周辺の自然環境及び生活環境に及ぼす影響、漁業に及ぼす影響等を考慮して、適切なもの」にならなければいけないということも明記しております。
まず、運輸大臣にお伺いしたいのですが、そういう港湾整備に当たって、これは環境保全に深い配慮が必要だ、両立させて取り組むべきだ、これは当然そういう御認識ですね。
伊藤国務大臣 そのとおりでございまして、今東京湾に関係する御指摘がございましたが、私も東京湾岸に面するところで生活をしている者の一人として本当にそう思います。
前にそんなことで、御承知だと思いますが、東京都の公害担当でございましたか、東京湾保全のさまざまの研究、本とか法律までつくっていただきました田尻さんという方にも随分教えてもらったり、それからサンフランシスコなどでは全体的な官庁の総合的なプランがつくられているということを勉強したりさせていただいておりまして、これは非常に大事な視点というふうに思っております。
それから、私どもの運輸省で、現在特に、地方港湾、それから大きな港もそうですが、やはり人にやさしい水際というものをどうつくるのかということも大事にしながらやらなければならないと考えております。
志位委員 この点で、私も、大臣もそう言われたのですが、日本の海岸線それから東京湾の状況というのは、なかなか深刻な実態だと思います。
これは環境庁の調査ですが、日本の海岸線は、既に自然海岸は四六・〇%、人工海岸と半自然海岸で五二・七%で、自然のままの海岸が半数以下に減少している。これはもちろん港湾だけじゃございませんが、そういう実態があります。
それから、東京湾につきましては、この深刻な事態が一層明瞭で、東京湾の海岸の延長七百七十五キロメートルのうち、自然のまま残っている海岸は九・七%にすぎない、ほとんど全部人工海岸になっているという実態があります。
特に、東京湾の干潟についていいますと、終戦直後に九千四百四十九ヘクタールあったものが一千十六ヘクタールまで減少し、実に八九・二%が消滅したという事態だと思うのです。これは極めて憂慮すべき、しかも異常な事態だ、私はそう思っております。これは、余りにも開発優先で、環境保全がなおざりにされてきた結果ではないか、私はこう言わざるを得ないのです。大臣も神奈川一区で、私は千葉一区なので、東京湾を挟んだ同じ住人ですが、この東京湾の現状、やはりこれは大変な事態だ、異常な事態だ、これは何とかしなければならないという御認識はありますか。
伊藤国務大臣 私の住んでいる横浜でも、自然の海岸線はゼロになりました。人工の浜辺を、千葉県から砂をいただいてつくっているというふうな状態でございまして、やはりこういう状態を真剣に、また深刻に考えなければならないと思っております。
志位委員 深刻に考えなければならないという御認識で、さらにもう一問、具体的にお聞きしたいのですが、環境庁水質保全局が編集、発行した「かけがえのない東京湾を次世代に引き継ぐために」という報告書がございます。東京湾水域環境懇談会の中間報告で、一九九〇年十月に公表されているものであります。
その中で、東京湾の事態について多々述べでありますが、こういう一説があります。「東京湾をかけがえのない環境資源として将来にわたり持続的に利用できるよう、この生態系のバランスを回復していくこと、また、新たな開発により、これ以上バランスを壊さないことを基本とすべきである。」ということが述べられています。
それからいま一つ、それとの関係で「湾全体として多様な生物が生息できる健全な海を取り戻すことを目標とする。」こうも述べられている。
それからさらに、港湾開発の問題についてはこう述べておるのですね。「開発を目的とした埋立の抑止」ということが述べられておりまして、「東京湾が限られた貴重なオープンスペースであり、かけがえのない自然環境であることに鑑み、今後、臨海部における新たな空間需要に対しては、この未利用地の有効利用により対応し、開発空間確保のための埋立は抑止することを基本とすべきである。」埋立抑止が基本だ、これは環境庁の認識であります。
生態系のバランスを回復すべきだ、ましてや埋め立ては抑止が基本なんだということですが、これはぜひ運輸省もそういう立場で臨んでいただきたいのですが、この点、大臣、いかがですか。
伊藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、あり方として、社会の目標としてそうあるべきだというふうに思います。同時に、港湾とか、東京湾だけではありませんが、さまざまの経済発展、開発というものが進行してくるということも避けられない状態でございまして、これは、国際的にも、国内的にも、環境と開発についてのさまざまな論議が行われているというのは現実、事実でございます。そういうものの中で、最も調和ある知恵というものをどうつくっていけるのかということを考えなければならないと思います。
要するに、いろいろな部面があると思います。いつまでも手を触れないでそのままにしておくという方法もあるでありましょう。と同時に、何かきれいな保全と申しましょうか、というようなものもあるのではないだろうか。一般論で、抽象論ですが、開発と環境というものについて、どのような将来に向けてのよりよき解決策を考えるのかということが、さまざまの分野での、ある意味では現代の悩み多い、また、やらなければならないテーマではないだろうかと思っておるところでございます。
志位委員 もう一言、若干あいまいなので伺いたい。 その環境と開発の一般論については、これは両立させなければならぬということは当然のことなんですが、これは東京湾の問題なんですよ。東京湾について、埋め立ては抑止が基本だ、これはいろいろな問題、個々のケース、判断することがございましょう。しかし、基本は抑止が基本なんだ。これはいいですね、大臣。
伊藤国務大臣 抑止が基本と言っていいのかどうかまでは、私、自信がございません。しかし、やはりこれ以上とかどか埋め立てをふやしていくなどのことではまずいのではないかなと思います。考え方はわかります。ただ、基本であるという形で物事を判断するのがいいかどうかということは、さっき申し上げた、東京湾という中での環境、開発というものを含めまして、ちょっと私も断定いたしかねます。
志位委員 環境庁の認識は、先ほど言いましたように、埋め立ては抑止をすることを基本とすべきだという認識ですね。ですから、これはぜひその立場で努力願いたいというふうに思うのですね。
そこで、具体的な問題に入りたいのですが、東京湾の三番瀬の問題であります。
三番瀬というのは、御承知の方も多いと思うのですが、東京湾の最奥部に位置している自然の干潟、浅瀬で、千葉県船橋市、市川市沖に存在するものですが、一千二百ヘクタールに上るものです。私自身、昨年三番瀬の現地調査もやってまいりましたが、その実感は、この三番瀬の保全というのは、一地域の問題にとどまらず、日本全体の問題でもあるし、無論、東京湾全体の問題でもあるし、渡り鳥との関係では国際的な問題でもある、そういう非常に重要な値打ちを持つものだということを痛感させられました。
私は、三つの点を特に指摘したいのですが、第一は、東京湾全体の水質浄化にこれは大きく貢献しているという点です。夏の昼間には、一回の潮の満ち引きで、一回で窒素約二十トン、燐で約十トンの処理能力がある。東京湾に流れ込む窒素の十五分の一、燐の五分の一を処理する力があるのですね。ですから、私も行ってみますと、驚くほど澄んでいるのですね。もう海底がよく見える。本当に澄み切った、東京湾にこんな美しい海があるのかと思うぐらいの透明度があります。そういう海になっている、これが一つです。
それから第二に、渡り鳥との関係で生態系にとって国際的な価値を持っている。これは、非常に豊富なえさが三番瀬にはあって、多くの水鳥が飛来し、アジサシ類、カモ類、シギ、チドリ類など百八十種類を超える。特に日本で有数の渡り鳥で、三番瀬で越冬するスズカモでいいますと、全国の飛来数の二〇%以上、年によっては四〇%以上が三番瀬に飛来します。ですから、これは、ラムサール条約の指定地域にすべきだという声、渡り鳥の保護のための国際条約の指定地域にすべきだという声は非常に強いものがあるわけです。
それから第三に、漁場としての価値ですが、これは日本一の遠浅の漁場で、特にアサリの年間の水揚げは三千五百トン、稚貝は、私も漁師さんにずっと案内してもらっていろいろ説明を聞きましたが、これは愛知だとか大阪だとか九州方面まで出荷される。あるいは、ノリの点でも、浅草ノリとして有名なノリがとれる。そういう点では、この漁をされている漁民の皆さんからしますと、まさにこの保全は死活問題になっております。
そこで、三番瀬の価値についての基本的認識をお伺いしたいのですが、まず環境庁、きょう出席されていると思うのですが、この三番瀬のこうした環境上の価値ですね、どう認識されておりますか。
小林説明員 お尋ねの三番瀬でございますけれども、議員御指摘のとおり、その場所はアサリですとかカニですとかゴカイなど、海の底に住む底生生物が大変豊富な場所でありまして、その周辺部も含めまして、カモ類など鳥のえさをとる場所、また、休憩の場所となっておりまして、東京湾に残された数少ない浅瀬であると考えております。
志位委員 この点は、運輸大臣、どうですか。どういうふうに認識されておりますか。
坂井政府委員 先生御指摘のように、東京湾の三番の瀬は、江戸川の放水路の河口に広がっておりまして、面積はいろいろとり方によりましてさまざまでございますけれども、相当大規模なもので、恐らく東京湾に残っております最大ないしはそれに匹敵するぐらいの干潟ではないかというふうに思っております。
今先生が三点、干潟の効用を御説明いただきましたが、私どもも、干潟の生物的あるいは物理的いろいろな特性を研究等々しておりますが、生物に与える影響、あるいはエアレーション効果、さらには景観に対する効果だとかレクリエーション等々含めまして、いろいろな効果があるという観点からしますと、干潟の有する機能、特性といった面から見ますと、ほかの一般海域に比べて、環境的に意味のあるものであるというふうに認識をしております。
志位委員 環境庁、運輸省、ともにこの干潟の値打ちについては非常に重要なものだという御認識だと思うのですね。
ところが、今問題になっているのは、千葉県の港湾計画が出されまして、それに基づいて三番瀬の埋め立ての計画が進められてきているわけです。
京葉二期工事、ちょっとこのパネルを持ってまいりましたが、これは東京湾でありまして、この茶色の部分はもう既に埋め立てが済んでしまった部分で、ほとんど埋め立てられて、三番瀬はこの一番奥でございます。
その三番瀬の拡大がこれでありますが、三番瀬と言われる地域は水深一メートル以内ですから、大体これぐらいのあたりが三番瀬になります。そのうち、運輸省の管轄になっておるのはこの京葉港二期地区であります。これは二百七十ヘクタールですね、埋め立てが。それから市川二期地区、こっちは建設省ですから、直接ここではありませんが、四百七十ヘクタール。合わせて七百四十ヘクタールの埋め立てが計画されている。三番瀬は大体千二百ヘクタールですから、七百四十埋め立てられますと、大体三分の二が埋め立てで消失するということになるわけですね。
この京葉港二期工事の計画を千葉県が申請してきたのに対して、これは去年の三月二十五日の中央の港湾審議会で了承するということになったわけですね。ところが、これは了承する文書を見ますと、環境庁が意見をつけている。
環境庁の意見というのは、ちょっと読み上げますと、こういうものです。
ることのないよう、慎重な配慮が必要であることから、埋立計画の立案段階において、港湾区域外の開発計画を含め、環境分野の学識経験者の意見も聞いて、さらに詳細な調査検討を行い、あわせて、埋め立ての必要性について十分吟味した上で実施計画を策定し、アセスメントを行う等、極力三番瀬の環境上の価値を損なうことのないよう、所要の措置を講ずること、こうなっております。極力三番瀬の価値を損なってはいけないのだということが環境庁の意見なのですが、しかし、私はこれは矛盾すると思うのですね。先ほどの、京葉港の二期工事というのは、三番瀬の、特にこの干潟の部分はこの緑の部分ですから、干潟の部分をほとんど埋め立てちゃうのですよ。ですから、この埋め立て計画を事実上了承するということと、環境庁のこの意見は明らかにこれは矛盾する、両立し得ないというふうに私は言わざるを得ないのですが、これは一番大事なところなので、運輸大臣、どうですか、この点。ちょっと大臣、頼みますよ。
坂井政府委員 それでは、今先生の御指摘の点についてお答えをいたします。
先般の平成四年三月の港湾審議会において、「千葉港の港湾計画について」は「原案のとおり適当である。なお、計画の実施に当たっては、環境の保全に十分配慮されたい。」というふうにされたところでございまして、これを受けまして、運輸省としてはこの旨を港湾管理者でございます千葉県に通知をいたしました。このため、千葉県では学識、有識者から成ります千葉県環境会議というところにおきまして、埋め立て計画にかかわる環境保全対策につきましてさらに詳細に検討が行われているというふうに伺っておりますが、港湾審議会のやりとりを今先生御指摘いただきましたが、これは計画実施に当たってはということでございますから、現在の港湾計画で認められております土地利用を前提にし、なおかつこの埋立地の海側の方には約二〇%の緑地、それから、ゆるやかな護岸、そういうものが相当程度計画されております。
したがいまして、従来持っておりました三番瀬のいろいろな機能というものを極力損なうことのないような実施計画をつくってください、環境に十分配慮してほしい、こういうふうなやりとりが港湾審議会の場でなされ、そういうふうに私どもはもちろん理解をしておりますので、その旨を千葉県の方に伝えた、こういうことでございます。
志位委員 だから、それが矛盾だと言っているわけで、埋め立て計画が入っているわけですよ、京葉港の二期工事の中に。それを認可しておきながら環境庁の方の意見もつける、この意見の方は真っ当なんですよ。極力環境保全をやれと。両立しないじゃないかということを私は聞いているわけで、それにはお答えにならない。
ではもう一つ、私、お聞きしたいのですが、矛盾はもう一つありまして、この三番瀬の隣に谷津干潟というのがあります。こちらの方は大体四十ヘクタールですけれども、ラムサールの指定地域にされました。ところが、この谷津干潟と三番瀬との関係というのは一体的なもので、三番瀬がつぶされたら谷津干潟に飛んで来る鳥もこれはもう中継地として役に立たなくなるという指摘が専門家の間からも強くあるわけですが、この谷津干潟をラムサールに登録しながら三番瀬は登録しないというのは、これは矛盾だと思うのですが、これは環境庁おいでになっているので、この両者の関係、渡り鳥にとって。どう認識されておりますか。
小林説明員 御説明申し上げます。
今お尋ねの谷津干潟と三番瀬の関係でございますが、環境庁が実施しております鳥類調査によりますと、谷津干潟とそれから三番瀬では幾つか同じ種類のシギ、チドリの鳥の仲間でございますが、観察されております。しかしながら、鳥類の行き来を調べるには、両地域でそれぞれ鳥を捕獲して、足輪など目印をつけましてそれを放す、そしてそれを再び捕獲するというような調査を実施することによりまして移動を確認することが必要でありますけれども、これについては実施しておりませんで、谷津干潟と三番瀬の鳥の行き来の関係については環境庁としては把握しておりません。
志位委員 これは日本野鳥の会の専門委員の志村英雄さんという方が、満潮時になると谷津干潟から三番瀬に鳥が移動するということを報告しておりますから、ぜひその調査を環境庁としてやっていただきたい。これはどうですか。
小林説明員 調査を環境庁にしたらどうかというお尋ねでございますけれども、これにつきましては昨年の港湾審議会、第四十回の計画部会におきまして、環境庁といたしまして、千葉港の港湾計画の三番瀬の埋立計画につきましては、今後学識経験者の意見も聞いて埋立計画が三番瀬及び東京湾の環境に及ぼす影響についてさらに詳細な調査検討を行うよう港湾管理者であるところの千葉県に対して要請したところでございまして、鳥類に関しましても千葉県においてそういう鳥類関係の学識経験者の意見を聞いて必要な調査検討が行われるものと考えております。
志位委員 環境庁として、ぜひこれはみずからおやりになっていただきたいということを強く要望しておきたい。
それで、運輸省の側はこの矛盾しているじゃないかという問題、当然だと思うのですけれども、なかなかお認めにならないのでこれは本当に遺憾ですが、最後に運輸大臣にちょっと伺いたいのですね。私はこの、一方で埋め立てを事実上認可しながら一方で三番瀬を守れなんというのは、これは本当に無責任な矛盾した言い分だと思うのですけれども、ともかく環境庁のこの意見は中央の港湾審議会の全体の意見でもあるわけですね。運輸大臣はこれを尊重する義務ももちろんあるわけですから、この環境庁のつけた意見、埋め立てを前提とせずに、埋め立ての必要性も含めて三番瀬の価値を極力守るために必要な措置を講ずるという立場でも見届ける。そして、必要ならば運輸大臣として千葉県にもちゃんと物を言うということをぜひやっていただきたい。これは大臣、最後、お答えください。
伊藤国務大臣 志位さんから御紹介されました、初めて聞いた部分もございますけれども、幾つかの御指摘があります。それから、今までの経過、御答弁がございますが、私も詳細にこの経過は全部承知しておりませんので、今の論議を伺いましてもいろいろ影響のあることだなという思いは深くいたします。ですから、この問題の経過、内容その他、私なりにじっくりと内容をよくチェックをいたしまして判断したいと思います。
志位委員 一言でいいのです。環境庁の意見を大臣として尊重するということですね。大臣。
伊藤国務大臣 今の問答でございましたように、環境庁の御意見がございます。(志位委員「中央港湾審議会の意見になっているわけですか」と呼ぶ)はい。それも尊重すべき意見だと思います。同時に、今までの港湾審議会ですか、経過もございます。それら全体を含めまして、私なりに客観的によく経過を勉強して判断したいと思います。
志位委員 三番瀬の保全の問題というのは、本当に地元の多くの方々、それから市民団体、漁師の方々等々にとって本当に切実なものであります。国際的にも、先ほど言った渡り鳥にとって大事な中継地点でございますから、これを破壊すれば世界に対しても恥になる、この上うにも私は思います。ですから、この埋め立て計画は中止する、港湾計画は抜本的に見直す、そういう方向で運輸省としても政府としても強い決意を持って臨んでいただくことを最後に要望して、質問を終わります。