2013年6月22日付「しんぶん赤旗」
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日本共産党の志位和夫委員長は21日、最終盤に突入した東京都議選の応援で、世田谷(里吉ゆみ候補)、練馬(松村ともあき候補)、板橋(とくとめ道信候補)、北(そねはじめ候補)の四つの区で精力的に支持を訴え、「大激戦・大接戦で、当落線上の争いです。必ず勝利を勝ち取らせてください」と力いっぱい声を上げました。
聴衆の輪に入り込み、一人ひとりと熱心に握手してまわった志位氏。候補者カーに乗り込み、自らマイクを握って街頭演説の呼び込みをおこなうなど、寸暇を惜しんで支援・支持を訴えました。
演説で志位氏は、(1)暮らし・景気(2)原発ゼロ(3)憲法を守り生かす―都民の切実な三つの願いを日本共産党に託してほしいと力説。韓国の著名な映画監督・鄭胤K(チョン・ユンチョル)さんが志位氏の著書に「不義に立ち向かってたたかう正義の侍、日本共産党」と題した書評を寄せたことにもふれ、共産党の勝利は日本だけでなく、アジアにとっても平和と幸福の力になると訴えました。
遠巻きに演説を聞いていた世田谷区の男性(45)=デザイナー=は、他党への投票を思いとどまって、「さっき共産党に投票してきた」と話します。「憲法が変えられようとしているときに、守れるのは共産党だけだと思い直した。このままでは徴兵までいく。声を上げ続ける人たちがいないと止まらない」
志位氏は「共産党が伸びれば必ず都政は変わります。東京を変えたら日本が変わります。日本の政治を変える第一歩にしよう」と力強く呼びかけました。