2013年4月20日付「しんぶん赤旗」に掲載
「やっぱり共産党」「参院にぜひ送りたい人ばかり」―。19日、日本共産党の志位和夫委員長を迎えて大阪市難波で開かれた党演説会。会場の府立体育会館に駆け付けた大勢の参加者は、志位氏らの訴えに真剣に耳を傾け、盛んな拍手と歓声を送りました。
参加者からは「三本の矢」という「アベノミクス」は、実際には消費税増税など「五本の毒矢」との志位氏の説明に「わかりやすい」「座布団5枚!」と喝さいをおくる感想が。
堺市北区から来た瀬藤啓さん(39)は「景気が良くなっているというが実感はない。労働者の賃金を上げて気兼ねなくお金を使える世の中にしてほしい」と語りました。
演説会初参加の介護福祉士をめざす女性(35)は「全部がわかったわけではありませんが、アベノミクスの五本の毒矢の話は面白かったです。私たちの世代は雇用問題が一番切実。派遣切りは人ごとじゃありません。共産党に期待しています」と語りました。
先の兵庫県宝塚市長選で日本共産党も支援した中川智子さんが「維新」候補に圧勝したことなどにふれた志位氏が「庶民のまち、大阪の名誉にかけて落ち目の維新にノーの審判を」と力を込めると「そうだ」の声と割れるような拍手が起こりました。
日本共産党の目標についての志位さんの言葉に「感動した」と語るのは介護のデイサービスの運転手をする阪上欣一さん(65)。「日本共産党は人間の自由、人間の解放を訴え、働くものの味方だ。自民党、民主党、公明党はまったくできてない」と話しました。