2013年3月13日(水)
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日本共産党の志位和夫委員長は12日、駐日韓国大使館を訪ね、2月におこなわれた朴槿恵(パク・クネ)大統領の就任式出席で訪韓したことを伝えながら、申珏秀(シン・ガクス)大使と懇談しました。
「よい訪問だったと聞いています」と迎えた大使に志位委員長は、日本軍「慰安婦」問題を取り上げた衆院での代表質問と安倍首相の答弁、6中総報告の国際問題の部分の韓国語訳を手渡し、「日韓の諸懸案を解決するため日本共産党としても力をつくしたいと考えています」と述べました。
申大使は、元「慰安婦」の女性らが高齢なことなどをあげ解決は急務だと強調し、日本の政治家の果たす役割への期待を述べました。
両氏はまた、日本の過去の侵略戦争、植民地支配について日韓が歴史認識を共有する重要性についても意見交換しました。
懇談には笠井亮衆院議員、田川実国際委員会委員が同席しました。