2013年3月12日(火)
政府主催の東日本大震災2周年追悼式が11日、東京都千代田区の国立劇場で行われました。安倍晋三首相や天皇、遺族代表ら約1200人が参列しました。
日本共産党からは、志位和夫委員長、市田忠義書記局長、山下芳生書記局長代行、笠井亮衆院議員、井上哲士参院議員が参列し、追悼の献花を行いました。
遺族代表では、震災で母親を亡くした岩手県の山根りんさん(18)が「世界の自然災害が発生した国々で、自らの被災体験を生かした支援活動ができる人材となり(たい)」と語りました。
妻と子を亡くした宮城県の西城卓哉さん(32)は「自分に残されたこれからの年月をかけて、愛する2人の人生の続きを歩んでいこうと思います」と述べ、福島県の八津尾初夫さん(63)は「住宅の再建、農地の復旧、放射能の不安など、課題が山積で前が見えませんが、ふるさと再生のために努力していく」と誓いました。
また、岩手県と同県大槌町の合同追悼式には穀田恵二国対委員長、宮城県石巻市の追悼式には高橋ちづ子衆院議員が参列しました。