2012年12月6日(木)
日本共産党の志位和夫委員長は総選挙公示翌日の5日、関西から空路、東日本大震災の被災地・仙台、福島両市へ入り、そのまま横浜市へと縦断、「被災地の声を国政に届け、行動する政党」「筋を通し、ブレない政党」―日本共産党の大躍進を訴え、日本の明るい未来を開こうと元気いっぱい声を上げました。
デッキに身を乗り出すように人垣ができ、盛んな声援が飛んだ仙台駅前では、国の災害政策の抜本的な転換を求め、住宅と生業(なりわい)再建のための公的支援を復興の基本原則にすえようと力強く訴えました。
「原発なくせ」―寒風のなか怒りのむしろ旗がひるがえり、聴衆が歩道をぎっしり埋めた福島駅前では、政府の事故「収束」宣言を撤回させ、除染・賠償や被災者支援で不当な「線引き」「差別」を許さずすべての被災者にひとしい支援を、と求めた志位氏に「そうだ」「その通り」の声援と拍手が。
党が掲げる「即時原発ゼロ」こそ、(1)最も現実的で(2)最も責任があり(3)そして実行可能な「三拍子」そろった方針だと強調し、「共産党を躍進させて、即時原発ゼロを実行させよう」と訴えると、聴衆は大きな拍手でこたえました。
志位氏は演説のなかで、被災地・岩手県陸前高田市の戸羽太市長が党に寄せた「被災地にはいろいろな人が支援に来ますが、政党として救援や復興に取り組んでいるのは共産党しかいません」とのメッセージを紹介しました。