2012年12月21日(金)

一致する課題で協力すすめる

野党共闘 志位委員長が表明


 日本共産党の志位和夫委員長は20日の記者会見で、今後の野党共闘について問われ、国民の要求を実現していくために、「課題ごとに、協力できる政党とは、限定的であっても協力していく」と述べました。

 志位氏は「与党が数のうえでは巨大になるが、民意とのギャップがある。そういう条件のもとで野党にしっかり発言を保障するなど民主的な国会運営をはかっていく点では、どの党であっても協力していきたい」と述べました。

 また、選挙制度の問題では「私たちは民意が反映する制度への抜本改革を求めてきたが、この点でも一致するあらゆる党と協力していく」と述べました。

 志位氏は、国会の全体状況を見れば、「増税連合」「改憲連合」がつくられつつあるが、これに真正面から対峙(たいじ)しつつ、可能な協力・共闘を追求していきたいと述べました。