2012年11月25日付「しんぶん赤旗」に掲載

“今度は共産党伸ばしたい”

さいたま市 志位委員長街頭演説に熱気

塩川・梅村両候補訴え


 さいたま市の大宮駅西口で24日、志位和夫委員長を迎えて日本共産党の緊急街頭演説が開かれました。駅前デッキやロータリー、階段に聴衆があふれ、訴えに聞き入りました。「すごい人だな」と驚いて立ち止まるカップルや通りがかりに力いっぱい手を振る人の姿もありました。

 塩川鉄也前衆院議員・北関東比例候補は、東日本大震災の被災者支援にふれ「国は大企業へ補助金を出す一方、被災者の生活再建に手を貸さない。災害対策の根本的転換へ、議席倍増をかちとらせてください」と訴えました。

 梅村早江子同候補は「官邸前の原発反対抗議行動に、多くの人が立ち上がっています。国民の力をあわせれば、原発ゼロへの新しい政治が切り開けます。大本にある財界、アメリカいいなりの古い政治を正し、国民本位の政治を取り戻そう」と力を込めました。

 埼玉全15区の衆院小選挙区候補が紹介され、大石ゆたか5区候補が「ただちに原発ゼロにするためがんばります」と決意をのべました。

 上尾市から来た宮内三佐子さん(67)は「知り合いの若い人は原発再稼働に『信じられない』と怒っていました。自民党や民主党では困った人を思いやる政治ができない。きょうはすごい熱気でした。今度は、ぜひ共産党を伸ばしたいですね」と話していました。