2012年11月20日(火)
東京都知事選(29日告示、12月16日投票)に立候補を表明している「人にやさしい東京をつくる会」の宇都宮健児氏(前日本弁護士連合会会長)と日本共産党の志位和夫委員長が19日、党本部で会談しました。志位氏は、宇都宮氏の呼びかけに応え、日本共産党として都知事選で宇都宮氏を支持し、宇都宮氏の勝利に全力を挙げると表明しました。若林義春党東京都委員長が同席しました。
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会談で宇都宮氏は都知事選への立候補を志位氏に伝え、「四つの基本政策(別項)にもとづいて広範な都民・政党に支持をお願いしたい。ぜひ都政を変えたいと思っています」と支持を求めました。
志位氏は「宇都宮さんの出馬を聞いて、たいへん素晴らしい候補者だとうれしい思いでした」と述べ、「四つの政策は全面的に賛同できます。党として支持して、広範な都民・諸団体のみなさんとご一緒に勝利するために全力を尽くしたい」と応じました。
宇都宮氏は立候補表明後、「頑張って」という激励とともに「立候補してくれてありがとう」と声をかけられたことに感動したと述べ、「都知事選は支持してくれる人たちと一緒に都政を変えていく運動だと思っています。この運動は運動の輪をどれだけ広げられるかにかかっている。多くの政党の支持を得て広げていきたい」と話しました。
志位氏は「今のお話は大事です。四つの政策は、脱原発にしても反貧困にしても都民の多数の願いです。都民の自発的な運動が広がれば勝利への道が大きく開かれます。私たちもその一翼を担って頑張ります」と語りました。
両氏は、首都東京から、原発ゼロをはじめ、尖閣諸島問題を契機に排外主義的な動きが台頭している中で冷静で平和的な外交の重要性と平和のメッセージを日本と世界に発信することや、憲法改悪に反対していくことの重要性でも一致しました。
最後に両氏は、知事選勝利へ奮闘を誓い、固い握手を交わしました。
1、原発のない社会へ―東京から脱原発を進めます。
2、誰もが人らしく生きられるまち、東京をつくります。
3、子どもたちのための教育を再建します。
4、憲法のいきる東京をめざします。
◇都民みんなの声に耳を傾けて、「東京の難問」の解決をはかります。