2012年11月10日付「しんぶん赤旗」に掲載

党議席倍増へ近畿4議席を

神戸 志位委員長迎え演説会


 年内・年明けにも解散・総選挙の可能性が濃厚となる緊迫した事態のもとで9日夜、志位和夫委員長を迎えて神戸市中央区で開かれた日本共産党演説会。会場はびっしりと埋まり、志位氏の訴えに「そうだ」「その通り」と共感のかけ声が飛び、今度こそ日本共産党を勝たせたいとの熱気に包まれました。

 日本共産党は、演説会にむけて、医師会やJA、連合労組、商店街などに幅広く案内してきました。

 堀内照文衆院近畿比例候補は、大飯原発を再稼働させて「安全だ」と強弁する関西電力側と論戦し、相手が黙りこんだと紹介。「いま原発固執勢力を着実に追いつめています」とのべ、「どうか私を国会へ送っていただき、全国で議席倍増を。そのために近畿で共産党3議席を必ず確保して4議席を」とのべ、拍手に包まれました。

 筒井哲二朗・1区、ぬきなゆうな・2区、おおすぎ鉄夫・3区、松本勝雄・4区、平山和志・5区、吉見秋彦・6区、庄本えつこ・8区、新町みちよ・9区、井沢たかのり・10区、白髪みどり・11区の各小選挙区候補、金田峰生参院兵庫選挙区候補が決意を表明しました。

 借り上げ住宅灘区連絡会の根津良一さんがあいさつ。借り上げ復興公営住宅に住む阪神・淡路大震災の被災者が県や市から退去を迫られていると告発。「住民組織をつくり、交渉しています。共産党の支援は大変心強い。いつまでも住めるように共産党のみなさんとともに頑張ります」と語りました。