2012年11月7日(水)
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日本共産党の志位和夫委員長は6日、党本部で、新たに着任したマルコス・F・ロドリゲス・コスタ駐日キューバ大使の訪問を受け、懇談しました。
ロドリゲス大使は、ラウル・カストロ国家評議会議長らキューバの政府と党の指導部のあいさつを志位氏に伝え、新大使として日本共産党との関係を深めたいと述べました。
志位氏は、新大使の着任と訪問を歓迎し、任務の成功を期待していますと語りました。また、ラウル氏らへの連帯のあいさつを大使に託しました。
大使は、日本のような資本主義国の困難な状況のもとで、立場を堅持してたたかっている日本共産党の活動に大きく注目してきたと語りました。
志位氏は、米国の経済封鎖と半世紀にわたってたたかい、中南米諸国との関係を発展させてきたキューバへの関心を述べました。さらに、キューバが来年の議長国になる中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)が、コロンビアの紛争の平和的解決に努力していることなどの意義にふれました。
志位氏はこの機会に、先月のハリケーンによる甚大な被害への見舞いを述べました。大使は感謝し、復興の取り組みを説明しました。
懇談には、日本共産党から緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者と神田米造国際委員が、キューバ側からアンドレス・ゴンサレス・バジェステル参事官が同席しました。