2012年11月2日付「しんぶん赤旗」首都圏版に掲載

党議席倍増へ支援を

傍聴者と志位委員長が懇談

参加者 “リストラ追及すごい迫力”


 日本共産党の志位和夫委員長は1日の衆院本会議の代表質問後、1都2県から傍聴にきた約30人と国会内で懇談しました。


畑野氏「国会を変えたい」

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(写真)代表質問を傍聴した人たちと懇談する志位和夫委員長と(手前へ)、畑野君枝衆院南関東比例候補、田村智子参院議員=1日、衆院第1議員会館

 志位氏は論戦を振り返り、「野田総理は逃げて答えない。民主党政権は崩壊状態、漂流状態だ」と指摘。「とりわけ電機産業の退職強要の問題で、政府が役割を果たそうとしていない。こんな横暴が通れば、日本社会は真っ暗闇です」と述べました。「国民のたたかいで解散・総選挙を勝ち取りましょう。日本共産党の議席倍増を勝ち取るため、力強い支援をお願いします」と呼びかけると、参加者は大きな拍手で応えました。

 畑野君枝衆院南関東比例候補は「労働者の魂の叫びを代弁し、大企業の名前を挙げて追及できるのは日本共産党だけ。各小選挙区でも勝ち上がって国会を変えたい」と話しました。

 傍聴参加者から発言や質問が相次ぎました。男性(64)=川崎市=は「志位さんが電機リストラ問題で具体的に取り上げて批判したところがすごい迫力でした。(原発なくせの)官邸前の行動にも参加してきましたが、社会は変わってきていると感じます。総選挙で躍進を勝ち取りたい」と述べました。

 田村智子参院議員、神奈川県と千葉県の衆院小選挙区候補もあいさつしました。