2012年10月10日(水)
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日本共産党の志位和夫委員長は9日、訪日中のネパールのマダブ・クマール・ネパール元首相(ネパール共産党=統一マルクス・レーニン主義=元書記長)の来訪を受け、党本部で懇談しました。
志位氏とネパール氏は、アジア政党国際会議(ICAPP)総会でたびたび会っている旧知の間柄で、再会を喜びあいました。
両氏は、今年11月に開かれる同総会で、両党が互いに協力して、とりわけ核兵器禁止条約(NWC)の交渉開始など焦眉の問題にとりくむことなどについて意見交換しました。
両氏はそれぞれ、制憲議会解散後の最近のネパール情勢や、日本の政治情勢について説明しました。また、氷河の消失をはじめとする気候変動の深刻な影響を受けつつあるネパールの状況や、福島原発の事故後に「原発ゼロ」と再生可能エネルギーへの大規模な転換が求められている日本の状況についても、意見を交換しました。
この懇談には、日本共産党から緒方靖夫副委員長、森原公敏国際委員会事務局長が、ネパール側から、ソム・プラサド・パンデヤ元議会外交人権委員長、マダン・クマール・バッタライ駐日ネパール大使などが同席しました。