2012年9月22日付「しんぶん赤旗」

未来を守る

原発なくせ官邸前行動に連帯

志位委員長が参加 官邸前


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(写真)発再稼働反対と即時ゼロを訴える志位和夫委員長(左)と笠井亮衆院議員=21日、国会正門前

 日本共産党の志位和夫委員長は21日、原発再稼働に反対する官邸前行動に参加し、笠井亮衆院議員とともに「原発やめろ、ただちになくせ」とコールし、集った人たちと一緒に、怒りの声を官邸にぶつけました。

 スピーチのなかで志位氏は、野田政権が2030年代までに稼働原発ゼロをめざすとしていた「エネルギー・環境戦略」について、「財界とアメリカにひとこと言われただけで閣議決定できなかった。決めたのは、この方針を不断に見直すということです。これでは何もやらないのと同じではないですか」と厳しく批判しました。

 参加者からは「そうだ!」の声援とあわせて、「最初からウソなんだ!」などと政府に対する憤りの声も上がりました。

 志位氏の参加はこれで13回目。拡散予想で、大垣市の外部被ばく線量が年間20ミリシーベルトを超えると報道した新聞のコピーを配布。「福井で事故が起きたら、大垣は大変なことになります」「原発を廃炉にせよ」と声をあげました。抗議行動は7回目。

 呼びかけ人の一人、河村秀一さんは「使用済み核燃料がたまり続け、捨てることもままならない中、一刻も早く原発をなくしてほしい」と話しました。