2012年6月2日(土)

党躍進へ力集めよう

志位委員長、地元船橋で訴え

千葉


 千葉県の日本共産党西部地区委員会は1日、志位和夫委員長を招いた演説会を船橋市(千葉4区)で開き、会場は2階席まで人が入りました。

 同市は、志位委員長の1993年の初当選以来の地元。志位氏は、日ごろの支えに感謝するとともにいっそうの支持を呼びかけ、さいとう和子千葉4区予定候補の勝利とあわせて「志位と畑野(君枝衆院南関東比例予定候補)のコンビで働けるようにお力を貸してほしい」と訴えました。

 演説のなかで、原発再稼働に突き進む民主党政権の動きを厳しく批判した志位氏。再稼働について「科学的に安全かどうかが唯一、最大の基準です」と強調しました。にもかかわらず、野田佳彦首相は“責任をもって判断する”と政治責任を強調していることにふれて「首相がどうやって“責任”を持つというのでしょうか」と問いかけると、会場から失笑が。「無謀な再稼働は中止せよ、このことを求めていこう」との訴えに大きな拍手がわきました。

 畑野比例予定候補は、悪化する千葉県内の雇用にふれ、党の「社会保障充実と財政危機打開の提言」を示し「実現してほしいとの声が広がっている」と語りました。野田首相との対決が見込まれる、さいとう4区予定候補は「ここ船橋から『消費税増税はいらない、原発はいらない』の声をあげていきましょう」と力説しました。