2012年5月21日付「しんぶん赤旗」
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身を乗り出して聞きいる若者、つぎつぎあがる質問の手。20日に大阪で開かれた日本共産党の志位和夫委員長と青年のトークセッションは若者たちの参加であふれ、志位委員長の話に「そうだ!」の掛け声や手を大きくあげての拍手がわきあがりました。
家にあった案内はがきを見て「志位さんにぜひ聞いてみたいことがある」と参加し、橋下徹大阪市長の「教育改革」をどうみるかを質問した女性(27)=東大阪市=は、「志位さんの話に納得しました。共産党だったら腐りきった社会を変えてくれるとつくづく思いました」と顔を輝かせました。
「来年、子どもが小学校に入学するんです」という、医療関係の職場で働く男性(30)=堺市=は、「国連の子どもの権利委員会から、日本の競争教育が行き過ぎていると勧告されていることなど勉強になった。僕も競争の中でやってきて苦しかったので、誰もが理解し成長できる教育をやってほしい」と話しました。
公務員の男性(34)は、「橋下市長のやっている思想調査や教育介入、市民への攻撃などにまともに反撃しているのは共産党だけ。志位さんには橋下市長と対談してもらって、こてんぱんに論破してほしい」と期待を寄せました。
父に「志位さんの話を聞いて世界のことを学んできなさい」といわれて来た大学2回生の女性(19)=兵庫県西宮市=は、大学ノートを4ページ使ってメモをとりました。「大学の講義より分かりやすかった。沖縄・嘉手納基地で爆音をとどろかす戦闘機を間近に見てきたので、志位さんがいった通り、住民に迷惑をかける基地はなくさないといけないと思いました」
吹田市の男性(29)=保育士=は「中学生、高校生から発言があって真剣に志位さんは答えていました。若者の悩みに向き合うおとながいてくれた。すごくいい集会でした」といいました。
6月15日で期限が切れるという契約社員の男性(29)=大阪市=は、労働に関わる四つの提案を聞き、「全部必要だと思う。初めて話を聞いたけど、志位さんにも内容にも迫力があって、前向きな提案に元気をもらいました」と力を込めました。