2012年4月22日(日)

“財界・アメリカ中心”断ち切れば

どんな展望が開けるか

静岡 志位委員長が訴え


 「財界・大企業中心」「アメリカいいなり」という「二つの害悪」を断ち切り、政治の根本をただせばどんな展望が開けてくるのか―。21日、静岡市のグランシップ大ホールで日本共産党の志位和夫委員長を迎えての演説会が開かれました。志位委員長の遊説は第1弾です。 (関連記事)


写真

(写真)志位和夫委員長の演説を聞く演説会参加者=21日、静岡市駿河区

 「政治を変えたい」との思いで、総選挙で躍進を果たそうと大小70台のバスなどで集まった人たちは1階、2階を埋め、5階まであがって聞く人も。東海ブロック(定数21)から佐々木憲昭、河江明美氏を押し上げようと盛んな拍手を送りました。

 志位氏が“財界中心”を断ち切れば、消費税に頼らない別の道、「原発ゼロの日本」への展望が開けてくると訴えると、節々で「そうだ」の声と拍手。“米国いいなり”をやめて、日米安保条約をなくせば、「日本から大軍縮の波が起こる」「日本が戦争の震源地から平和の発信地に変わる」など、志位氏が示す日本改革のビジョンの一つひとつに、会場は確信に包まれました。

 佐々木氏は、増税阻止の先頭に立つ決意をのべ、「今度の選挙で正道を歩み、国民の立場で頑張る日本共産党を躍進させてほしい」と力説しました。

 演説会では、来賓として日本福音ルーテル教会牧師の横田弘行さんと、三島共立病院の矢部洋院長があいさつ。湖西市の三上元(はじめ)市長が「脱原発に向け、みんなで努力しましょう」とのメッセージを寄せました。