2012年2月25日付「しんぶん赤旗」に掲載
決意表明に立った志位氏は「『連絡会』の結成は画期的だ」と指摘。「今度の総選挙は、奮闘いかんでは党が躍進できる新しい客観的可能性と条件がある」として、「二大政党づくり」の破綻と、消費税増税反対、原発ゼロ、環太平洋連携協定(TPP)参加反対などを通じた「一点共闘」の広がりを強調しました。
一方、「反動的な流れもある」として橋下徹大阪市長による「思想調査」を批判。「民主主義の守り手として断固として打ち破るまで頑張る」と力を込めると、会場は大きな拍手に包まれました。
畑野候補は、東日本大震災で被災した千葉県旭市や浦安市でのボランティアや視察を紹介。「震災や放射能、原発などの問題を解決するため、何としても国会で働きたい」と決意を表明しました。
小池氏は、北海道札幌市で生活保護の相談をしていた40代の姉妹が孤立死した事件にふれ、「今、人の生きる権利が踏みにじられている。民主や自公、維新の会では、いのちを守ることはできない」と訴えました。
3県の後援会代表者らがあいさつし、8人の小選挙区候補者が決意表明。各県の後援会から6人が発言し、活動を交流しました。
総会では「連絡会」の体制を承認し、4月14、15日に千葉県鴨川市で行う「志位さん、はたのさん囲む 連帯と交流のつどいin千葉」の成功へ活動の強化を確認しました。