2012年2月11日付「しんぶん赤旗」首都圏版に掲載

志位氏、傍聴者と懇談

1都5県 “内需拡大に共感”

国会内


 日本共産党の志位和夫委員長は10日の衆院予算委員会での質問後、1都5県から傍聴に訪れた約30人と国会内で懇談しました。

 志位氏は、消費税増税の一方で行われる社会保障切り捨ての実態を明らかにした論戦を振り返り、「野田政権は(『税と社会保障の一体改革』で)『社会保障全体の水準が上がる』とは言えなくなった」と強調。「考えもなく増税に向かう政権の姿が明らかになった。解散・総選挙で日本共産党を伸ばすため、力強い支援をお願いします」と述べると、会場は大きな拍手に包まれました。

 出席した個人タクシー事業者の神野由夫さん(48)=千葉県四街道市=は「消費税が上がれば可処分所得が減り、タクシー利用を控える人が増えないか不安。内需の拡大を指摘した点には本当に共感した」と話しました。

 田村智子参院議員、畑野君枝衆院南関東ブロック比例候補、さいとう和子衆院小選挙区候補(千葉4区)も出席しました。