2011年12月17日(土)

民青

新役員が党本部訪問

志位委員長・市田書記局長らと懇談


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(写真)なごやかに懇談する民主青年同盟の新中央役員(左側の8氏)と志位和夫委員長ら党中央幹部=16日、党本部

 日本民主青年同盟の第35回全国大会(11月)で選ばれた田中悠委員長はじめ新役員8人が16日、日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長、市田忠義書記局長、広井暢子副委員長(青年・学生委員会責任者)らとなごやかに懇談しました。

 田中氏は、大会での市田氏のあいさつに感謝をのべ、東日本大震災と原発事故後、民青の役割発揮と大きな組織づくり実践にむけた決意に満ちた大会になったと話しました。

 大会討論の特徴について田中氏は、震災ボランティアに参加した青年が政治のあり方を考えるようになったこと、広範な青年に呼びかけて原発ゼロをめざすデモをしたり、模索する青年とていねいに対話・学習したりしていることなどが印象的だったと紹介。青年が「もっと知りたい」「なんとかしたい」との思いをつよめているなか、日本共産党が開いている「綱領・古典の連続教室」が大きな力となり、学び成長できる民青の魅力を確信に仲間を迎える経験がおおいに交流されたことを語りました。

 島田直樹副委員長は、2002年の第30回全国大会以来5大会ぶりに、全都道府県から161人の代議員が参加して大会を成功させたと紹介しました。

 志位氏が「党への要望をお聞きしたい」とうながすと、民青側からは、新しい規約や機関紙改革を力に原則的な活動を根づかせていくための党の援助、青年の変化、成長する姿がよくわかる「民青新聞」や大会報告集を紹介するビラを「しんぶん赤旗」に折り込むことなどの要望が出されました。また、総選挙にむけて、志位委員長ら党幹部と青年とのトーク集会を各地で開いてほしいとの提案もありました。

 志位氏は、「折り込みはすぐ具体化しましょう。トーク集会も考えましょう」と応じました。現在の政治情勢について志位氏は、「二大政党づくりの基盤が崩壊し、党にとっても民青同盟にとってもがんばれば躍進できる情勢にあります」とのべ、「みなさんはそういう時代に民青同盟の仕事をされているんです」と激励しました。

 市田氏は、全国大会であいさつし、大会の発言を1日聞いたことをのべながら、「学ぼうという意欲に満ち、同盟員拡大の経験がリアルにだされた大会でした。頼もしく思いました」と語りました。

 懇談には、民青同盟から林竜二郎、岡佑輔、東光泰典、中川亜美(つぐみ)、平井公敏、和田育美の各中央常任委員が、共産党から増子典男青年・学生委員会副責任者、坂井希同事務局長が、それぞれ参加しました。