2011年1月29日付「しんぶん赤旗」首都圏版に掲載
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日本共産党の志位和夫委員長は27日の衆院本会議代表質問終了後、1都3県から傍聴にきた人たちや航空労組連絡会(航空連)の人たち約60人と懇談しました。
志位氏は日航の不当解雇について、「整理解雇4要件の蹂躙(じゅうりん)は明白。宝物のようなベテランのパイロットや客室乗務員を解雇することは空の安全を脅かす重大な問題だ」と強調。菅首相の答弁について「日航、TPP、社会保障、外交の問題でも一番肝心なことはすべて答弁回避だった。来週からの予算委員会でさらに追及していきたい」と述べました。
JAL不当解雇撤回裁判をたたかう原告団の山口宏弥団長は、「これは労働者全体の問題。みなさんに背中を押されここまでやってきた。一緒に頑張り要求を前進させていきたい」とあいさつしました。
千葉県船橋市から参加した松崎さちさん(32)は初めての国会傍聴でした。「内容に道理があって感動しました。父が新潟県阿賀野市で稲作をしていてTPPに参加したらやっていけないと話しています。身近で深刻な問題です」と話しました。
懇談には田村智子参院議員も参加しました。