2011年2月27日付「しんぶん赤旗」南関東版

「共産党と夢重ねていける」

志位委員長迎えた演説会 勝利へ思い一つ

千葉


 千葉市で25日、開かれた日本共産党の志位和夫委員長を弁士に開かれた演説会は、壇上に紹介された県議選、千葉市議選、一般市議・町議選の候補者と参加者の思いが一つとなり、選挙勝利の熱気に包まれました。

 決意表明に立った小松実県議団長は、県民との運動で子どもの医療費無料化や私学助成の増額、特別養護老人ホーム建設に80億円の予算を勝ち取るなどしてきた党県議団の実績を紹介。「浪費にメスを入れ、税金を暮らし中心へ、一緒に政治を変えましょう」と呼びかけました。

 丸山慎一県議は、全国5番目の財政力で福祉予算は最下位という県政の転換をめざすと強調。「共産党と県民の共同があれば必ず政治は変えられます」と力を込めました。

 野本信正千葉市議団長は、周産期医療センターの実現や公立保育所民間委託の白紙撤回などの実績を紹介。「オール与党」は国保料や保育料を値上げする一方、千葉駅西口再開発などを進めているとして、「大型開発を見直し、税金を福祉に使うよう提案しているのは共産党だけ。6人から7人に躍進を」と訴えました。

 初参加の船橋市の女性(58)は「共産党と夢を重ねてがんばっていける話を聞くことができた。選挙も協力したい」と決意。同じく初参加の習志野市の女性(55)は「財政が豊かな県で福祉が最低とは驚き。いま世界で民衆が立ち上がっている。日本もその時です」と感想を寄せました。

 演説会後、6人が入党しました。