2011年1月22日(土)「しんぶん赤旗」

日航不当解雇撤回を

志位委員長、原告団と懇談


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(写真)日本航空不当解雇撤回裁判の原告らと懇談する(右から)穀田恵二衆院議員、志位和夫委員長、山下芳生参院議員=21日、衆院第1議員会館

 日本共産党の志位和夫委員長は21日、日本航空に不当解雇撤回を求め19日に提訴した労働者と衆院第1議員会館内で懇談しました。

 共産党からは、穀田恵二衆院議員、山下芳生参院議員が参加。JAL不当解雇撤回裁判の原告団側からは、パイロットの山口宏弥原告団長、客室乗務員の内田妙子原告団長、航空労組連絡会の近村一也議長らが出席しました。

 志位委員長は、「訴状を読みました。この問題を全国民・全労働者の問題として重視しています」とのべ、今回の整理解雇の問題点や職場の実態などについて詳しく状況を聞きました。

 山口氏は「安全の基盤である労働者をコストとしか見ない首切りは許せません」、内田氏は「昇格・賃金差別を受けてもまじめに働いたベテランをねらい打ちした解雇です」と強調しました。